大谷翔平、水原氏問題での声明に米有識者から支持の声 大金が口座から消えても「気付かないことはある」
NYポストの記者は批判的…大谷が知った上で肩代わり説を「しっくりくる」
また米国のストリーミングサービスで展開される「ザ・リッチ・エイゼン・ショー」の司会で、大谷のファンとしても知られるリッチ・エイゼン氏も「通訳が嘘をついていて、ショウヘイは数百万ドルを失っていたのを突然知ったということを私は信じたい。なぜなら、ショウヘイ・オオタニはまさしく私が応援したいと思える存在だからだ」と、大谷の声明を支持している。
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ただ「毎日このストーリーは奇妙になっていっている。オオタニが語ったことを信じるのが日を追うごとに難しくなっている」と一方では違和感がどんどん大きくなっているのも隠そうとはしない。
米スポーツ専門局「ESPN」の、大谷側に「当局のどこに通訳について通報したのか」を聞いても返事がないという報道にも触れ「もし誰かにとんでもない金額を盗まれたら、私ならどの当局に報告したのか喜んで教える」とし、その姿勢を不思議がってもいる。
米ニューヨーク州の地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は、同紙の公式YouTubeチャンネルに出演し「オオタニがお金に無頓着な可能性が高いのは良いサインだが、メディアからの質問に答えなければいけない」とし、25日(同26日)の声明が質問を一切認めないスタイルで行われたのを批判している。
さらに「そもそも彼(大谷)はあまり取材に応じないから、通訳の仕事にも疑問が沸く。彼は話さないのだから(通訳の)仕事は何なのだ? 私はドジャースのキャンプに3日間いたけど彼は一切話さなかった」と普段の大谷の報道対応にも批判的だ。こちらも水原氏が「ESPN」のインタビューに応じ、大谷が水原氏の借金を知ったうえで肩代わりして返済したという証言に触れ「わたしはこちらの方がしっくりくる」としている。
また同紙のジョエル・シャーマン記者は「ESPN」の報道について「その報道は最初、代理人によって与えられたものだった。広報が彼(水原氏)をESPNで喋らせたんだ。その後に翻した。だから全てがうさん臭く感じるんだ」という見方を披露している。
(THE ANSWER編集部)