水原氏の違法賭博騒動 MLBの元通訳が自身の仕事内容を紹介「選手の小切手帳も持ち歩いていた」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、長く専属通訳を務めた水原一平氏が違法賭博に関与したとされる問題について声明を発表した。水原氏が大谷の資金を盗用した疑いで解雇された20日以降、この問題について初めて口を開いた。MLBの球団で通訳を務めた経歴を持つ韓国メディアの記者は「選手の小切手帳も持ち歩いていた」と自身の経験を紹介している。
韓国メディアの記者が指摘
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、長く専属通訳を務めた水原一平氏が違法賭博に関与したとされる問題について声明を発表した。水原氏が大谷の資金を盗用した疑いで解雇された20日以降、この問題について初めて口を開いた。MLBの球団で通訳を務めた経歴を持つ韓国メディアの記者は「選手の小切手帳も持ち歩いていた」と自身の経験を紹介している。
大谷が声明を出した後、韓国メディア「MBCスポーツ・プラス」で活動するダニエル・キム氏が自身のX(旧ツイッター)を更新。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」によると、キム氏は2003年から当時メッツのソ・ジェウン投手の通訳を務めた経歴の持ち主だ。選手を支える立場だったキム氏は、当時の自身の仕事をこう振り返っている。
「私が通訳として働いていた時、選手の日常の全ての側面で手伝っていた。銀行口座を開き、運転免許を取るために車両管理局に連れていき、家のガスや水道を使えるようにした。それに、クラブハウスでの支払いのために遠征先では小切手帳も持ち歩いていた」
大谷は25日の声明の中で自身は賭博に一切かかわっていないとした上で「結論から言うと、彼(水原氏)が僕の口座からお金を盗んで、みんなに嘘をついていたということになります」と説明。「ブックメーカーに送金することもない。彼(水原氏)がしていたことも知りませんでした」など語っていた。
(THE ANSWER編集部)