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大谷の隣にいた“新通訳”は優秀でお茶目な35歳 米メディア「大学で卒業生総代」「試合前にダンスも…」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、長く専属通訳を務めた水原一平氏が違法賭博に関与したとされる問題について声明を発表した。水原氏が大谷の資金を盗用した疑いで解雇された20日以降、この問題について初めて口を開いた。大谷の隣にいたのは、過去に前田健太投手の通訳を務めていたウィル・アイアトン氏。大谷の言葉を伝える大役を務めたが、水原氏の“代役”となったアイアトン氏のキャリアや人柄についても米メディアから注目されている。

水原氏の“代役”となったウィル・アイアトン氏【写真:ロイター】
水原氏の“代役”となったウィル・アイアトン氏【写真:ロイター】

大谷の声明発表、隣にいたのはアイアトン氏

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、長く専属通訳を務めた水原一平氏が違法賭博に関与したとされる問題について声明を発表した。水原氏が大谷の資金を盗用した疑いで解雇された20日以降、この問題について初めて口を開いた。大谷の隣にいたのは、過去に前田健太投手の通訳を務めていたウィル・アイアトン氏。大谷の言葉を伝える大役を務めたが、水原氏の“代役”となったアイアトン氏のキャリアや人柄についても米メディアから注目されている。


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 本拠地ドジャースタジアムで行われるエンゼルス戦の試合前に、大谷本人がメモを日本語で読み上げる形で行われた会見。隣にいたのはアイアトン氏だった。二刀流が発する言葉を丁寧に米メディアに伝え、途中コミュニケーションを取ってから翻訳するなど気遣いの姿勢も見られた。日本、米国で大きな注目を集める中、役割を果たしたアイアトン氏には、X上の米記者から称賛の声も上がっていた。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「ショウヘイ・オオタニの新しい通訳、ウィル・アイアトンって誰?」との見出しで記事を掲載し、アイアトン氏のキャリアを紹介した。「解雇されたイッペイ・ミズハラの代役として、ドジャースはショウヘイ・オオタニとウィル・アイアトンを組ませた。彼は長年この球団に所属しており、かつてケンタ・マエダの通訳をしていた」と報じている。

 記事によると、35歳のアイアトン氏はドジャースの選手育成・能力開発部門の主任。前田がドジャースに入団した2016年から通訳を務め、その後選手育成・能力開発の役割へと転身。現在の役職に昇進する前は2年間、3Aオクラホマシティでコーチとして過ごしたとされている。

「アイアトンは東京で生まれ、ティーンエイジャーの頃にハワイに引っ越した。彼はロサンゼルスのオクシデンタル大とカリフォルニア州アサートンのメンロ―大に通い、野球をプレーした。彼は2012年メンローでクラスの卒業生総代だった」と生い立ちとともに優秀であったとも紹介。2012年にはフィリピン代表としてWBC予選を戦ったこともある。

 前田の通訳をする前には、レンジャーズ、ヤンキースでインターンシップの経験があるとされている。記事では「(ドジャースで)ときにはチームを盛り上げるために、試合前にクラブハウスやダグアウト内でダンスすることもあった。アンドリュー・フリードマン編成本部長は彼のことを『ウィル・ザ・スリル』と呼んだ」と、お茶目なキャラクターも持ち合わせていると紹介された。同メディアはドジャース広報の話として「少なくとも近い将来にわたってはオオタニと仕事をする」としばらく大谷とコンビを組むことになると伝えている。

(THE ANSWER編集部)

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