大谷翔平の声明は「3センテンスくらいかと…」 12分間の熱弁で米司会者の評価一変「多くを得られた」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、専属通訳だった水原一平氏が巨額の違法賭博に関与したとされる問題で声明を発表した。手元に置いたメモを日本語で読み上げる形式で約12分、自らの賭博や送金への関与を否定した。これには米国の司会者が「想像できなかったほど多くのことを得られた」と高く評価したものの、ファンからは賛否両論が上がっている。
「3センテンスくらいかと思っていた」のが…
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、専属通訳だった水原一平氏が巨額の違法賭博に関与したとされる問題で声明を発表した。手元に置いたメモを日本語で読み上げる形式で約12分、自らの賭博や送金への関与を否定した。これには米国の司会者が「想像できなかったほど多くのことを得られた」と高く評価したものの、ファンからは賛否両論が上がっている。
大谷は「結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、みんなに嘘をついていた」として自らの賭博や送金への関与を完全否定。20日のソウルでの開幕戦後に、ロッカーで行われたチームミーティングで初めて水原氏の賭博を知ったとし、その後ホテルで「僕の口座に勝手にアクセスして、ブックメーカーに送金していた」事実を伝えられたと口にしている。
米国ではこの問題が明らかになって以来、様々な疑問が投げかけられてきた。ただこの声明を受けて米メディア「ジョムボーイ・メディア」のポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」で司会を務めるクリス・ローズ氏は自身のXに「この記者会見から、私たちは誰も想像できなかったほど多くのことを得られた」とコメント。高く評価している様子だ。
ただ納得できないファンもいるようで「賛成できないね。まだまだ答えられていない多くの疑問がある」とのコメントが寄せられると、ローズ氏は「その通り、まだまだ数多くの疑問点がある」。一方で「私は3センテンスぐらいで終わりだと思っていた。だから私はそれ以上のこと(感情や強い表現の面で)が得られたと言った。信じるか否かは個人の選択だ」とし、大谷は事前の想定以上にしっかり語ったとみているようだ。
ファンからは賛否両論が集まっている。「間違いない。あの声明はこれ以上ないぐらい明瞭だった。質問は必要なかった!」「彼は真実を話していた。以上」という声がある一方で「それでも…まだ十分でない、彼のことを信じない、という人がいる」「そうか? みんな弁護士が書いた声明が出てくると予想し、その通りだった。私たちはまだ何も分からないままだ」という声も。
大谷は「これが今、お話しできる全て」として、警察当局の捜査にも全面協力の構え。最後に明らかになるのはどんな真実だろうか。
(THE ANSWER編集部)