シャラポワ、再び主催者推薦の可能性浮上 英BBC指摘「チケット売上も増加させる」
シャラポワ戦は報道陣殺到、マレー分析「そういった状況が必要とされているのだろう」
さらに「LTAはシャラポワの先日の試合の注目度を目の当たりにしただろう。メディアも詰めかけていた。そういった状況がバーミンガムに必要とされているのだろう。様々な意見があるとは思う。この話題(ワイルドカードを与えるか否か)には意見の相違などがあるだろうね」と話してという。集客の手段としてシャラポワが存在しているとの分析し、賛否が分かれることの見方を示している。
LTAのスポークスマンは「現在、どの選手をワイルドカードとするか選考しているところです。毎年、念入りに検討しなければいけない事柄です」と語るにとどまったというが、記事では「シャラポワの存在感は、大会のチケット売上も増加させることだろう」と記述。マレー同様、話題性によって大会側にメリットが生まれることを指摘している。
エイゴン・クラシックは芝で行われ、7月のウィンブルドンの前哨戦と位置付けられる大会。マドリード・オープンでは、ブシャールに対して「私は格上」と主張しながら敗れ、「もちろん、私は落胆している。それこそが私をより優秀な選手にさせてくれる原動力。これでトーナメントやグランドスラムでもっと優勝できると思う」と強気に語っていたシャラポワにとって格好の舞台でもある。
集客のために主催者推薦が検討されているとの見方が強いロシアの妖精だが、イギリスの芝のコート上に立つことはあるのか。今後も、その動向は話題を呼びそうだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer