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水原氏解雇で「ショウが大丈夫であることを願う。でも…」 同僚ベッツが騒動に語った冷静な言葉

米大リーグのドジャースは20日、大谷翔平投手の通訳を2018年の渡米時から務めてきた水原一平氏を解雇した。巨額の不法賭博に関与したと複数の米メディアが報じ、球団も21日になって解雇の事実を認めた。大谷は21日のパドレス戦に「2番・DH」で出場。5打数1安打1打点で、チームは11-15で敗れた。試合後、同僚のスター選手、ムーキー・ベッツ内野手は「ショウが大丈夫であることを願う」などとコメントしていると米メディアが報じた。

ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

通訳を務めてきた水原一平氏が解雇に

 米大リーグのドジャースは20日、大谷翔平投手の通訳を2018年の渡米時から務めてきた水原一平氏を解雇した。巨額の不法賭博に関与したと複数の米メディアが報じ、球団も21日になって解雇の事実を認めた。大谷は21日のパドレス戦に「2番・DH」で出場。5打数1安打1打点で、チームは11-15で敗れた。試合後、同僚のスター選手、ムーキー・ベッツ内野手は「ショウが大丈夫であることを願う」などとコメントしていると米メディアが報じた。

 米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は「ショウヘイ・オオタニのドジャースとの時代は今、賭博スキャンダルを含む」との見出しで記事を掲載。「試合後、彼ら(ドジャースの選手)は気を逸らすものをブロックし、野球に集中することは簡単だったと話した」とし、ベッツのコメントも伝えた。

「人によると思う。僕の場合、それほど(野球に集中するのは)難しくなかった」と語っているベッツは「ショウが大丈夫であることを願う。でも結局はちゃんと自分の仕事をこなさないといけない。どんなカードが配られようが、それでプレーするしかないんだ」と大谷を心配しつつも、スターらしく冷静沈着な言葉を続けている。

 水原通訳については、違法賭博に関与していた疑いで球団に解雇されたと複数の米メディアが報道。19日に本人が「ESPN」の取材に応じ、昨年末に負債額の肩代わりを大谷に依頼し送金が行われたと説明したが、翌日に大谷の広報担当が否定し、水原氏もこの点は撤回したという。ほかにも水原氏は合法と認識していたこと、20日の開幕戦・パドレス戦(ソウル)の後にロッカールームで選手にギャンブル依存症であると打ち明けたことなどが報じられていた。

(THE ANSWER編集部)

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