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佐藤琢磨の新マシンに「日の丸っぽい」「100倍カッコいい」の声 インディ500で3度目V狙う一台

世界3大自動車レースの一つ、第108回インディアナポリス500(インディ500)に今年も日本人ドライバーとして2度の優勝経験がある佐藤琢磨が参戦する。今年はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)に復帰し、メインスポンサーは日本の金属加工機械メーカー「アマダ」の米国法人、アマダ・アメリカという陣容。RLLが公式X(旧ツイッター)で発表したマシンカラーリングに佐藤本人は「こだわりのデザイン」と反応し、日本人ファンからも「日の丸っぽい」といった反響が寄せられている。

佐藤琢磨【写真:Getty Images】
佐藤琢磨【写真:Getty Images】

5月下旬のインディ500に15回目の参戦

 世界3大自動車レースの一つ、第108回インディアナポリス500(インディ500)に今年も日本人ドライバーとして2度の優勝経験がある佐藤琢磨が参戦する。今年はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)に復帰し、メインスポンサーは日本の金属加工機械メーカー「アマダ」の米国法人、アマダ・アメリカという陣容。RLLが公式X(旧ツイッター)で発表したマシンカラーリングに佐藤本人は「こだわりのデザイン」と反応し、日本人ファンからも「日の丸っぽい」といった反響が寄せられている。

 モータースポーツファンにとっては懐かしさもあるデザインだ。

 フロントノーズからサイドポッドまで黒縁&白ベースのマシン。後方のエンジンカバー周辺は大胆な赤の配色で、サイドとリアウイングに「AMADA」のロゴがあしらわれている。洗練された中にも大胆な主張も見えるカラーリングだ。

 RLL公式Xは「第108回インディ500に参戦する私たちの試みを、これらの一流の日本企業がサポートしてくれるということを発表できてとてもうれしく思う」「No.75ホンダの見た目」とつづって、佐藤が乗るマシンのカラーリングを示した動画を公開した。

 佐藤本人も日本語と英語で「こだわりのデザイン。ゆかりのある懐かしテイストで表現できたことを誇りに思います。ファンの皆さんにも楽しんでいただけることを願います!」と感想をつづっている。

 日本人ファンからは「なんとなく日の丸っぽいデザイン入ってますね」「100倍カッコ良くなりましたね! 走るのを早く見たいです!」「新鮮」といったコメントが集まっている。

 元F1レーサーでもある佐藤は、これまでインディカー・シリーズで6勝を挙げている。そのうち4勝はRLL所属時のもので、2020年のインディ500もRLL所属として優勝している。また、メインスポンサーのアマダといえば、1980年代後半に「日産R86Vアマダ」としてル・マンなどに参戦したことでも知られ、今回の佐藤のマシンのカラーリングも当時をオマージュされたテイストになっている。

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