80歳なのに打てる元NPB本塁打王、卓越スイングの衝撃が海を渡る「アメージング」「MLBにも必要」
プロ野球・西武のOB戦が16日、ベルーナドームで初めて行われた。球団が福岡から移転してきた1979年以降の名プレーヤーがズラリ顔を揃える中、80歳になった元本塁打王が放った見事な打球がファンの話題に。動画に対して驚きの言葉が集まる中、海外までその反響は拡大。フォロワー30万人を超えるアカウントに紹介されると「ドジャースが契約するかも」「アメージング」と驚きの声が集まった。
西武OB戦で80歳が驚きの打撃
プロ野球・西武のOB戦が16日、ベルーナドームで初めて行われた。球団が福岡から移転してきた1979年以降の名プレーヤーがズラリ顔を揃える中、80歳になった元本塁打王が放った見事な打球がファンの話題に。動画に対して驚きの言葉が集まる中、海外までその反響は拡大。フォロワー30万人を超えるアカウントに紹介されると「ドジャースが契約するかも」「アメージング」と驚きの声が集まった。
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西武OB戦でファンを驚かせたのは1975年のパ・リーグ本塁打王、土井正博氏だった。「チームLions」の「3番・DH」で出場。初回2死走者なしの打席で、現役時代さながらにバットを高々と構え、バットのヘッドを投手へ向けた。さらに潮崎哲也氏の外角球を、狙いすましたかのように右前へ。しっかりとした足取りで一塁へ走ったものの、真剣勝負のルール下で右翼手から一塁にボールが運ばれアウトに。スタンドからは温かい拍手が送られた。
試合を配信した「パーソル パ・リーグTV」がこの場面を公式YouTubeで動画公開。日本のファンからは「80歳でこの打撃は化け物過ぎる」「バットの出方が鬼きれい」などと驚きの声が続出していたが、インスタグラムでフォロワー30万人を超える海外アカウントがこの模様を紹介したことで、海外ファンにも衝撃が伝わることになった。
「なんで右翼手はヒットにしてあげないんだ!」
「MLBにもこれが必要だ。82歳のピート・ローズが77歳のノーラン・ライアンとレジェンドゲームで対戦することを想像してみて」
「この男はハビアー・バエズより打てるぞ」
「ドジャースが契約するかも」
「生粋のコンタクトヒッター!」
「アメージング」
「指名走者が必要だね」
「素晴らしいヒットだった。彼がボールを打つのに十分な速さで体と手と腕を動かすことができたことに驚いている。これはタッチダウンパスを投げる80歳のトム・ブレイディだ」
「彼が打ったことに驚いた!」
日本プロ野球史上10位の通算2452安打、同13位の465本塁打をマークしている土井氏。西武が誕生した頃には背番号3をつけた中心打者だった。1981年を最後に現役を退き、その後はコーチとして清原和博氏、現監督の松井稼頭央氏ら西武の中心打者を育てた。引退から43年、元気な姿で球場を沸かせた。
(THE ANSWER編集部)