揺れる卓球中国女子、元世界2位が事実上の“落選” 五輪争いで非情な方針…本人「能力が足りなかった」
王芸迪は気丈なコメント「自分の全体的な能力が足りなかった」
中国メディア「新浪卓球」に掲載された動画内では王芸迪のコメントも伝えられ「まずは、国が長い間、ずっと(私を)育成してくれたことに感謝したいです。協会からも信頼され、国際的な試合にたくさん出場させてもらいました」と感謝の言葉に続き、「しかし、この1年間、試合で主な選手と対戦した際に、やはり自分の全体的な能力が足りなかったと思うのですが、外国人選手との多くの試合に負けてしまいました」と他国選手相手に振るわなかったことを認めた。
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王芸迪は「五輪の任務の面から見ると、各人の位置は異なり、担う役割も違います。しかし、私たちの目標は五輪の金メダルです。ですから、自分がどのような位置にいるとしても、自分のことをしっかりとやって、残された試合をしっかり戦わなければなりません」と気丈にコメントしたという。
中国の女子シングルス代表は孫頴莎、陳夢、王曼昱の上位3人が争う展開に。世界ランク1位を独走する孫頴莎はほぼ決定的であり、李HCは「客観的に見て、女子シングルスの2人目の代表争いがこれから更に激しくなる。女子チームには、今回の選抜方式最適化を契機として、今後の試合の中で自身を磨き、パリ五輪のコートで国のために栄光をつかむべく力を尽くしてもらいたい」と語ったとされている。
(THE ANSWER編集部)