スキージャンプ女子で世界新記録「230.5m」誕生 4.5m更新の大ジャンプ、ノルウェー選手が快挙
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは17日、ノルウェーで女子個人第23戦(ヒルサイズ=HS240メートル)が行われ、驚きの世界新記録が生まれた。シリエ・オプセト(ノルウェー)が2本目に230.5メートルの大ジャンプ。これまでの女子世界記録226メートルを4.5メートル更新した。国際スキー・スノーボード連盟(FIS)が映像とともに伝えている。
ノルディックスキーW杯女子個人第23戦
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは17日、ノルウェーで女子個人第23戦(ヒルサイズ=HS240メートル)が行われ、驚きの世界新記録が生まれた。シリエ・オプセト(ノルウェー)が2本目に230.5メートルの大ジャンプ。これまでの女子世界記録226メートルを4.5メートル更新した。国際スキー・スノーボード連盟(FIS)が映像とともに伝えている。
女子の世界新記録が飛び出した。地元ノルウェー、オプセトの身体は勢いよく宙に舞うと、ふわりと浮いたままなかなか落ちてこない。着地は腰を下ろしながらも何とか堪えた。その飛距離は230.5メートル。大ジャンプに感極まった表情も見せ、歓声を浴びた。
FISのスキージャンプ専門Xは「シリエ・オプセトが230.5メートルのジャンプで女子の世界新記録を作る!」と記し、実際の映像も投稿。オプセトの滞空時間が長いジャンプを後方から撮影した場面もあった。
オプセトは1回目203メートル、2回目230.5メートルで425.2点を獲得。優勝は202メートル、212メートルで431.2点だったアイリンマリア・クバンダル(ノルウェー)に譲り、2位だった。高梨沙羅(クラレ)は6位。丸山希(北野建設)は14位だった。フライングヒルでの女子W杯は初開催だという。なお男子の世界記録はシュテファン・クラフト(オーストリア)が2017年にマークした253.5メートル。
(THE ANSWER編集部)