「80歳でこの打撃は化け物」 引退から40年超、元NPBホームラン王の朽ちない打撃技術に驚きの声
プロ野球・西武のOB戦が16日、ベルーナドームで初めて行われた。球団が福岡から移転してきた1979年以降の名プレーヤーがズラリ顔を揃える中、80歳になった元本塁打王が放った痛烈な打球がファンの話題を呼んでいる。「威圧感が凄い」「天性の才能だわ」と驚きの言葉が集まった。
通算2452安打、465本塁打の土井正博氏が80歳で披露した驚異のスイング
プロ野球・西武のOB戦が16日、ベルーナドームで初めて行われた。球団が福岡から移転してきた1979年以降の名プレーヤーがズラリ顔を揃える中、80歳になった元本塁打王が放った痛烈な打球がファンの話題を呼んでいる。「威圧感が凄い」「天性の才能だわ」と驚きの言葉が集まった。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
主人公は、日本プロ野球史上10位の通算2452安打、同13位の465本塁打している土井正博氏だ。1975年には34本でパ・リーグ本塁打王に輝き、西武が誕生した頃には背番号3をつけた中心打者だった。1981年を最後に現役を退き、その後はコーチとして清原和博氏、現監督の松井稼頭央氏ら西武の中心打者を育てた。
OB戦ではホーム用のユニホームをまとった「チームLions」の「3番・指名打者」として先発出場。初回2死無走者で打席に立つと、現役時代さながらにバットを高々と構え、バットのヘッドを投手へ向けた。さらに潮崎哲也氏の外角球を、狙いすましたかのように右前へ。しっかりとした足取りで一塁へ走ったものの、真剣勝負のルール下で右翼手から一塁にボールが運ばれアウトに。スタンドからは温かい拍手が送られた。
試合を配信した「パーソル パ・リーグTV」がこの場面を公式YouTubeで動画公開すると、ファンからは驚きのコメントが多数寄せられた。
「80歳で112キロ打ち返せるとか天性の才能だわ」
「構えが格好良すぎて現役時代強打者だった感伝わってくるわすげえ」
「引退から40年経ってるのにヤバすぎる」
「80歳でこの打撃は化け物過ぎる そもそもバットを振れる事が信じられないわ」
「この球の見逃し方とか、バッターボックスでの雰囲気は時を経てても痺れるね」
「バットの出方が鬼きれい」
「構えかっこよすぎやろ」
「80になっても構えの威圧感が凄い」
さらに「打ち返したときの笑顔がほんと素敵」「姿勢が良すぎる」というものも。年齢は重ねても、体にしみ付いた動きは簡単には消えない。皆を笑顔にする一打だった。
(THE ANSWER編集部)