八村出場試合で予想外の珍事 機材故障で代わりは“人の声” 米衝撃「試合15秒に19分かかった」
米プロバスケットボール(NBA)のレイカーズに所属する八村塁は16日(日本時間17日)、本拠地ウォリアーズ戦に先発。29分31秒の出場で5戦連続の2桁となる14得点、4リバウンド、2アシストをマークしたが、チームは121-128で敗れた。この試合途中、機材トラブルで試合が一向に進まない珍事も発生。レブロン・ジェームズも怒りの表情を見せた。
レイカーズ戦でショットクロックが故障
米プロバスケットボール(NBA)のレイカーズに所属する八村塁は16日(日本時間17日)、本拠地ウォリアーズ戦に先発。29分31秒の出場で5戦連続の2桁となる14得点、4リバウンド、2アシストをマークしたが、チームは121-128で敗れた。この試合途中、機材トラブルで試合が一向に進まない珍事も発生。レブロン・ジェームズも怒りの表情を見せた。
劣勢から追い上げたいレイカーズが流れを切らざるを得なかった。第4クォーター残り2分を切ったところでショットクロックの故障により、プレーが中断。レブロンは持っていたボールを叩きつけて怒りを見せた。その後、プレーが再開されるが数秒経過したところですぐにストップ。これが何度も繰り返されて、レブロンだけでなく他の選手、現地ファンも呆れたような表情を浮かべていた。
動画を公開した米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」公式インスタグラムによると、試合が15秒進むのに約19分もの時間を要したという。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」の記事では、「最後の2分間が終了するために、実際の時間では驚くべきことに23分27秒がかかった」と説明。最後の2分間ではショットクロックの故障に加えて3つのコーチチャレンジがなされたことで、大幅に試合終了が遅れたという。
さらには前代未聞の出来事も。同誌によると「ある時点で、レフェリーはアリーナのアナウンサーを務めるローレンス・タンターに頼り、ストップウォッチで測ったショットクロックの残り時間を読み上げてもらった」と伝えられており、故障したショットクロックの代わりとしてアナウンサーが時間を読み上げたとされている。
X上の米ファンの間では、この場面の前からウォリアーズの攻撃でショットクロックに不具合があり、24秒を超えても攻撃を続けられていたと指摘する声もあった。試合はレブロンが40得点をマークするも及ばず。レイカーズは今季36勝32敗で地区10位に後退している。
(THE ANSWER編集部)