シャラポワ、「ペテン師」批判の“妖精2世”と因縁対決 「私は格上」証明できるか
「私は格上なんだから」と一蹴していたシャラポワ、注目の“新旧妖精”対決に
当時、このように語った発言は世界的に波紋を呼び、「WTAは若い子供たちに間違ったメッセージを送ったと思っています。我々は両手を広げて歓迎します、と。それは正しいこととは思わない。彼女は私が尊敬すると言えるような人間では、もはやなくなってしまった。このことには少し幻滅させられています」と女子テニス協会にも苦言を呈していた。
今大会は前日6日に初戦で世界ランク43位のアリーゼ・コルネ(フランス)を下し、2回戦進出。シャラポワも勝ち上がり、“新旧妖精”の因縁対決が成立した。
「ペテン師」批判を受けた直後は「私から発言することは何もない。私は格上なんだから」と一蹴し、取り合わない姿勢を見せていた元世界ランク1位の女王。果たして、期せずして実現した激突で「格上」を証明することができるのか。注目の一戦となる。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer