大谷翔平の必須アイテムに米解説指摘 怪我防止になるのに「なぜ、多くの打者が着けないのか」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が打席で見せた普段と変わらぬ姿に、米解説者が意外な注目を示した。中継でバットを握る右手がクローズアップされると「なぜ、もっと多くの打者がこれを着けないのか」と普及を願った。
通算1619安打の米解説者が注目した意外なポイントとは
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が打席で見せた普段と変わらぬ姿に、米解説者が意外な注目を示した。中継でバットを握る右手がクローズアップされると「なぜ、もっと多くの打者がこれを着けないのか」と普及を願った。
エンゼルス時代から色こそ変わったが、大谷ファンからすれば見慣れた光景。しかし、新天地の解説者の目には真新しく映ったようだ。1日(日本時間2日)に米アリゾナ州グレンデールで行われたガーディアンズとのオープン戦。試合を中継した米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の解説者リック・マンデー氏は、3回1死二塁で大谷の右手に注目した。
「オオタニは右手の甲に何かを着けています」。マンデー氏が熱視線を送ったのは、ニューバランスの青いロゴが入った白のプロテクター。打撃手袋の上から大谷の手首から甲あたりをしっかりとガードしている。メジャー通算1619安打、241本塁打の実績を持つ同氏は「なぜ、もっと多くの打者がこれを着けないのかわかりません」と続けた。
よく知られたものだが「これは保護するものです。もし手にボールが当たった場合、これのおかげで痛みを抑え、骨折を防ぐことができます」と丁寧に説明した。特に投手も務める大谷には、利き手を守る必須アイテム。メジャーでも着けている選手はいるものの、マンデー氏は多くの選手への普及を願っているようだ。
選手によってはスイングの邪魔になるという意見もある。ちなみにドジャースのムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンは1日の試合では着けていなかった。
大谷はこの直後に右前適時打を放つなど、1打数1安打2四球と全打席出塁。新天地で2試合を終え、4打数2安打、1本塁打3打点で打率.500、OPS1.917と好調なスタートを切った。
(THE ANSWER編集部)