キャンプ地で行われた結婚会見

　自身のインスタグラムで日本人女性との結婚を発表した米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が29日（日本時間3月1日）、米アリゾナ州のキャンプ地で取材に応じた。お相手の素性や入籍日、プロポーズの言葉などは明かさなかったものの「一緒にいて楽しい。ずっといるところを想像できた」存在であることを告白。ここまで熱愛報道もなかった中での電撃婚にMLB名物記者も「これはミッションインポッシブルレベルのスパイ技術だ」と仰天している。

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　日本時間29日午後に突如、大谷自身が発表した結婚。「明日の囲み取材で対応させていただきますので」とつづっていた通りに始まった会見は、和やかなムードのまま進んだ。入籍日やプロポーズの言葉を聞かれても「特に言わなくていいかな」「言う必要はないと思います」とやんわりと断り、馴れ初めについては「言えないです。言えなくはないですけど」と返答。それでも「短いスパンで何回かたまたま会ったので、そこからっていうのが1番ですかね」とわずかな情報を明かすにとどめた。

　ここまで一切、大谷の熱愛の話は報じられなかったことは日本人ファンの間でも話題だが、昨年のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で日本の食や文化を次々と発信して話題になったMLB公式サイトのマイケル・クレア記者は「ショウヘイ・オオタニのキャリアについてのドキュメンタリーは忘れて。オオタニがどうやって結婚を隠し通してきたのかのドキュメンタリーが見たい。これはミッションインポッシブルレベルのスパイ技術だ」と大谷の“秘匿能力”を名作映画に重ね合わせて仰天した。

　さらにクレア記者は「この男は、彼の犬の名前について私たちを数か月間考えさせた。その間に、彼は結婚していた！」と愛犬デコピンの登場のタイミングにも言及し、驚きを膨らませている様子だ。