韓国サッカー内紛→和解の2ショット実現 英国に謝罪行脚のイ・ガンイン「配慮足らず深く反省」
サッカー韓国代表のイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)は、2月上旬まで行われたアジアカップの際に主将のソン・フンミン(トッテナム)といさかいを起こし、右手の指を負傷させたとして非難を浴びている。21日になって自身のインスタグラムを更新し、ロンドンでソン・フンミンへ直接謝ったと報告。「絶対にやってはいけないことをした」とファンにも謝罪した。またソン・フンミンも自身のインスタグラムで和解の2ショットを掲載している。
自身のインスタグラムに長い謝罪文
サッカー韓国代表のイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)は、2月上旬まで行われたアジアカップの際に主将のソン・フンミン(トッテナム)といさかいを起こし、右手の指を負傷させたとして非難を浴びている。21日になって自身のインスタグラムを更新し、ロンドンでソン・フンミンへ直接謝ったと報告。「絶対にやってはいけないことをした」とファンにも謝罪した。またソン・フンミンも自身のインスタグラムで和解の2ショットを掲載している。
アジアカップの韓国代表は準決勝で敗れたが、敗退前夜に“チーム崩壊”と言える事件が発生したことが明らかになっている。夕食会場で、食事を終えたイ・ガンインが卓球をしようと会場を先に離れようとしたのをソン・フンミンがとがめた。2人はもみ合いとなり。ソン・フンミンが指を負傷する事態となった。大会後には、ユルゲン・クリンスマン監督がこの事件を収められなかったことで統率力不足と判断され、解任されてもいる。
イ・ガンインはインスタグラムに真っ黒な画面と長文のメッセージを公開し「今回のアジアカップでは、私の浅い考えと軽率な行動により、フンミン兄さんをはじめとしたチーム全体とサッカーファンの皆様に大きな失望を与えてしまいました」と後悔の言葉を並べた。さらに「私はフンミン兄さんを直接訪ね、誠実に謝ることが重要だと思いました」として、ロンドンへ赴きソン・フンミンに直接謝罪したと報告している。
いわゆる“卓球事件”を振り返り「私はあの日、夕食会上で絶対にやってはいけないことをした。思い返しても、絶対にやってはいけない行動でした」「チームへの敬意と献身が一番大事ですが、私には足りなかった」とつづっている。
ソン・フンミン以外の選手たちにも、一人ずつ連絡をとり謝罪したという。「先輩や同僚と接する際、自分の言動には配慮と敬意が足りなかったと深く反省しています。より正しい態度と礼儀正しさを持って行動すると約束しました」「私の謝罪を受け入れて下さった先輩、同僚にはこの文を持って今一度謝罪申し上げたい」とした。
さらに、この事件について他の代表選手にまで批判の矛先が向いていることについて「私の行動のために、一緒に批判の対象となっている選手がいます。彼らへ向けた批判も、私が受けなければならないと思います」とし、責任を受け止めるつもりのようだ。
またファンに対しても「過分な期待と応援を頂いたにも関わらず、韓国代表選手として持つべき模範的な姿と本文を忘れ、サッカーファンの皆さんに失望を抱かせたことを申し訳なく思います」と、謝罪の意を示している。謝罪を受けたソン・フンミンも自身のインスタグラムに2ショットを投稿していた。