卓球ニッポン、今夜の相手に驚異の「還暦プレーヤー」 元中国代表、張本美和とは衝撃の45歳差
卓球世界選手権(団体戦)が16日、韓国・釜山で開幕。女子日本代表はルクセンブルクと対戦する。相手の注目選手は1963年7月生まれの倪夏蓮(ニー・シャーリエン)だ。日本で言えば「還暦」にあたる60歳だが、1月には41歳年下の世界ランカーを撃破。昨年7月のWTTフィーダーハビージョフでは女子シングルスで初優勝を果たすなど、今も一線級の実力を持っている。
卓球世界選手権が開幕
卓球世界選手権(団体戦)が16日、韓国・釜山で開幕。女子日本代表はルクセンブルクと対戦する。相手の注目選手は1963年7月生まれの倪夏蓮(ニー・シャーリエン)だ。日本で言えば「還暦」にあたる60歳だが、1月には41歳年下の世界ランカーを撃破。昨年7月のWTTフィーダーハビージョフでは女子シングルスで初優勝を果たすなど、今も一線級の実力を持っている。
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60歳ながら世界ランク46位の実力を維持する倪夏蓮は中国生まれで、同国代表として世界卓球では1983年東京大会に初出場。女子団体、混合ダブルスで優勝し、女子ダブルスは銅メダルに輝いた。89年にドイツへ渡り、翌年からルクセンブルクへ。男子リーグでプレーした。
以降はルクセンブルク代表として2000年シドニーで五輪初出場。58歳で5度目の出場となった2021年の東京五輪では、卓球選手として史上最年長出場となった。昨年7月のWTTフィーダーハビージョフでは女子シングルスで初優勝と衰え知らずだ。
今年1月のWTTスターコンテンダードーハ2024では、女子シングルス2回戦で当時世界ランク19位だった19歳クアイマン(中国)に3-2(11-2、5-11、11-7、6-11、11-6)で勝利。年齢差は驚きの41歳だった。3回戦では同2位の王芸迪(中国)に1-3で敗れたが、その戦いぶりが人々の心を打っていた。
女子日本代表は早田ひな、平野美宇、伊藤美誠、張本美和、木原美悠が出場。最年少の15歳・張本美和と倪夏蓮の年齢差は45歳だ。開幕戦でどのような戦いが繰り広げられるか注目される。
(THE ANSWER編集部)