F1世界最強軍団の新マシンは「かなり大胆」 王者フェルスタッペンがデザインを絶賛「気に入った」
自動車レースF1で2季連続コンストラクターズ(製造者)部門王者のレッドブル・レーシングは15日、2024年シーズンのマシン「RB20」を発表した。昨季は22戦21勝と無類の強さを誇ったが、個人総合で年間王者に輝いたマックス・フェルスタッペンはさらに進化を遂げた新マシンを「気に入っている」と絶賛。理由などを英メディアが伝えている。
昨季王者レッドブルが新マシンを発表
自動車レースF1で2季連続コンストラクターズ(製造者)部門王者のレッドブル・レーシングは15日、2024年シーズンのマシン「RB20」を発表した。昨季は22戦21勝と無類の強さを誇ったが、個人総合で年間王者に輝いたマックス・フェルスタッペンはさらに進化を遂げた新マシンを「気に入っている」と絶賛。理由などを英メディアが伝えている。
発表されたマシンのカラーリングは昨季同様、濃紺をベースにフロントノーズやエンジンカバー部分に黄や赤が配色された「レッドブルカラー」。しかし形状は変化し、昨季マシンと比べるとサイドポッドの開口部が縦長で細くなり、さらに洗練されたデザインとなった。
英衛星放送「スカイスポーツ」は「レッドブルが2024年の車をローンチ:マックス・フェルスタッペンはRB20デザインの“大胆”で”アグレッシブ”な施しを称賛」との見出しで記事を掲載。その中でフェルスタッペンは「チームがやってきたことは気に入っている」と語り、こう続けたという。
「これは保守的な車じゃない。“昨年は素晴らしい車だったから、ちょっと手を加えてもう少し速くしてみよう”といったものじゃない」
「彼らはかなり大胆だったと思うし、それが私が気に入っているところだ。かなりアグレッシブだった」
王者でありながら、チームが“攻め”の姿勢を見せたことにフェルスタッペンは満足したようで「全員がとてもポジティブで、モチベーションをもっている。この車についてもっと学ぶことに、ただただとても興奮しているんだ」と前向きだ。
記事では「フェルスタッペンによると、木曜日にチームのミルトンキーンズファクトリーで公開されたRB20のデザインでもう一度(2024年を)挑戦するつもりだという」と今後の予定も紹介している。