大坂なおみ戦で主審も苦笑いの珍事 打つ前に響いた「アウト!」 海外メディア「笑うしかない」
12日に行われたテニスのカタール・オープン女子シングルス1回戦で、ちょっとした珍事が起きた。元世界ランク1位の大坂なおみ(フリー)が同21位のキャロリン・ガルシア(フランス)にストレート勝ちしたが、試合中には電子ラインジャッジの誤作動が発生。苦笑いの場面を海外メディアも報道している。
カタール・オープン女子シングルス1回戦
12日に行われたテニスのカタール・オープン女子シングルス1回戦で、ちょっとした珍事が起きた。元世界ランク1位の大坂なおみ(フリー)が同21位のキャロリン・ガルシア(フランス)にストレート勝ちしたが、試合中には電子ラインジャッジの誤作動が発生。苦笑いの場面を海外メディアも報道している。
予想外のタイミングだった。ガルシアがサーブの動作に入った場面。上げたボールを打たずに仕切り直した、その時だった。突然鳴り響いたのは「アウト!」の電子コール。一瞬困惑の表情を浮かべたガルシアは、主審とともに苦笑い。観客からも笑い声が起きていた。
一部始終を女子テニス協会(WTA)の公式X(旧ツイッター)が動画で公開した。海外メディア「テニス・アップツーデート」はこの場面について、誤作動が起こるとして選手から電子ラインジャッジに反対の声もあることを紹介。「ガルシアとナオミ・オオサカの試合でそれは現実になった」と指摘した。
問題の場面については「彼女はボールをまだ打ってはいないのにアウトとコールされ、笑うしかなかった」とつづられていた。この試合で2-0のストレート勝ちを収めた大坂はその後も勝ち進み、3回戦は不戦勝。8強入りを決めている。
(THE ANSWER編集部)