山本由伸がロスで最初にした食事に韓国メディアが反応

　米大リーグのドジャースは9日（日本時間10日）にキャンプインした。12年総額3億2500万ドル（約463億円＝契約当時）の巨大契約で新入団した山本由伸投手に日米のメディアが注目する中、3月20日の開幕戦が行われる韓国のメディアが注目したのは山本自身が明かした“食生活”だ。「なんだか親しみを持てる」と、これから人気が出そうな勢いだ。

　キャンプインにあわせて、ドジャース周辺では山本の様子が一気に露出し始めたのを、韓国メディア「OSEN」が伝えている。「ロサンゼルスで最初の食事がビビンバ…ドジャースに合流した日本人投手に親近感を抱いた瞬間」という記事では、ウォーカー・ビューラー投手と並んでのブルペン投球を球団社長やデーブ・ロバーツ監督はじめ、報道陣を含めれた100人以上が見守ったと伝えている。

　さらに記事が注目しているのは、山本の“出勤”にカメラが同乗してのインタビューだ。ドジャースの公式インスタグラムが公開した動画の中で山本は、大谷翔平投手について「立ち振る舞いからスター選手の良さがある」と口にし、目標を「もちろんワールドチャンピオンですね」と言い切っている。そして「ロサンゼルスに来て、最初に何を食べた？」という質問には「韓国料理屋さんに行きましたよね。ビビンバ!!」と即答してみせた。

　記事はこのインタビューを取り上げ「やや意外なのはビビンバだ。もちろんロサンゼルスには世界最大の韓国人街があるが、リトルトーキョーとチャイナタウンもすぐ隣だ。ビビンバはほとんどの日本人になじみがあるメニューだが、最初の食事が韓国料理店だったというのも異彩を放っている」と伝えている。

　また山本がSNSに、オリックス時代のチームメートと焼き肉を楽しむ姿を乗せているのも発見し「私たちの食べ物が好きだという点で、なんだか親しみを持てる」とした。

　ドジャースは3月20日にパドレスとの開幕戦をソウルで戦う。すでに韓国でも人気の大谷だけではなく、これからは山本の露出も増えてきそうだ。