J1神戸とプレシーズンマッチ

　米メジャーリーグサッカー（MLS）のインテル・マイアミは7日、東京・国立競技場でJ1ヴィッセル神戸とプレシーズンマッチを行い、0-0で突入したPK戦に3-4で敗れた。来日前の4日に行われた香港で親善試合を負傷で欠場したFWリオネル・メッシは、後半15分から途中出場。試合後は神戸の選手と健闘をたたえ合った。そんな中、意外な人物に自身のユニホームを渡していたシーンをネット上のファンが発見。「懐かしい」「粋な計らいすぎる」といったコメントが上がっている。

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　静かに歩み寄った。試合後、笑顔で敵味方関係なく健闘をたたえ合ったメッシ。一通り終わって退場するかと思いきや、くるりと振り返るとユニホームを脱ぎながら戻った。そして一人の男に背後から接近。呼び止めるや否やユニホームを手渡した。

　メッシがユニホームを渡した相手は、現在61歳で神戸のGKコーチを務めているブラジル人のシジマール氏。1993年のJリーグ創設期から清水で活躍し、広げた腕の長さから「クモ男」との異名もとった。昨季、8年ぶりに神戸のGKコーチに復帰。メッシからいきなりユニホームを手渡されたシジマール・コーチはビックリした表情を見せながらも、両手で握手した。

　この様子を捉えた動画がネット上で拡散すると、ファンからは「シジマール懐かしい」「コーチびっくりしてるやん」「ポルトガル語話せるからお願いしたのかな？笑」「シジマールめっちゃ幸運の持ち主やん」「まぢか」「なんで」「シジマールが日本でコーチやってたことを今知る」「神の子から蜘蛛男へ」「シジマール、元気そうでなにより」といった声が上がった。

　試合はPK戦で神戸GK新井章太が3本ストップする好セーブを披露。それだけに「キーパー良かったから間接的にコーチしてる人にユニ渡すメッシの粋な計らいすぎる」「これがメッシのリスペクトか」など、メッシの行動を推測する声もあった。