メッシが日本で試合出場

　米メジャーリーグサッカー（MLS）のインテル・マイアミは7日、東京・国立競技場でJ1ヴィッセル神戸とプレシーズンマッチを行い、0-0で突入したPK戦に3-4で敗れた。来日前の4日に行われた香港で親善試合を負傷で欠場したFWリオネル・メッシは、後半15分から途中出場。中国ファンからは「日本は医療水準が高いからね」と皮肉の声が上がった。

　中国メディア「ジーボーバ」は「メッシが60分に交代で出場！　シーズン前の6試合のうち5試合に出場。出場しなかったのは中国香港での試合のみ」との見出しで記事を掲載。日本のサポーターの前で30分間プレーし、躍動したことを伝えた。

　香港紙も一斉に報じたメッシの出場。ジーボーバの記事には、中国ファンから「メッシよ、さようなら。見送りませんよ」「中国にお金目当てで来るのはもうやめて。気分が悪い」と辛辣なコメントが寄せられ、「医学の奇跡か？　日本は医療水準が高いからね」「見事にやってくれたじゃないか」と“全治3日”のスーパースターを皮肉っている。

　インテル・マイアミには、スペインリーグ1部バルセロナ時代に同僚だったMFセルヒオ・ブスケツ、MFジョルディ・アルバなどかつての盟友が多数在籍。メッシは来日後の会見で欠場について釈明していたが、海外では波紋を呼んでいるようだ。