大谷翔平を追う二刀流の19歳日本人 ハワイ地元局が特集「非常に才能のある1年生」
今季から野球の本場・米国で二刀流に挑戦する背番号「17」がいる。昨年、名門・智弁和歌山を卒業した19歳の武元一輝投手だ。全米体育協会(NCAA)ディビジョン1に属するハワイ大に進学。現地16日にシーズン開幕戦を迎えるにあたり、同4日には練習試合に登板した。同大公式SNSは「球春到来、深碧の侍」と日本語で紹介。地元放送局も特集を組み、身長約190.5センチの長身から投げおろす豪快なフォームや、英語でインタビューに応じる姿などを動画で公開している。
今季からハワイ大でプレーする武元は背番号17を着用
今季から野球の本場・米国で二刀流に挑戦する背番号「17」がいる。昨年、名門・智弁和歌山を卒業した19歳の武元一輝投手だ。全米体育協会(NCAA)ディビジョン1に属するハワイ大に進学。現地16日にシーズン開幕戦を迎えるにあたり、同4日には練習試合に登板した。同大公式SNSは「球春到来、深碧の侍」と日本語で紹介。地元放送局も特集を組み、身長約190.5センチの長身から投げおろす豪快なフォームや、英語でインタビューに応じる姿などを動画で公開している。
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少し照れながらも、しっかりと英語で受け答えした。ハワイの地元放送局「KHON2ニュース」は公式YouTubeチャンネルで「イツキ・タケモトがハワイ大野球チームへの道を切り拓く」と題する動画を公開。異国での公式戦デビューを間近に控えた武元を「非常に才能のある1年生」として特集した。
同大の卒業生を迎えた練習試合では「投手としては3回を投げて4三振を奪い、最終的には打者としても打席に立ちました」と投打両方で出場したことを紹介。「もちろん背番号17番をつけています。ちょっとしたショウタイムをハワイにもたらすことを願って」、と二刀流の先駆者・ドジャースの大谷翔平投手を持ち出した。
英語で行われたインタビューで「あなたはショウヘイ・オオタニのファンか?」と尋ねられると「もちろん。彼はアメージングです」と即答。「だから17番をつけているの?」との問いには「はい」と笑顔で回答しつつ、「17番は高校時代の番号だったんです。高校のコーチが17番をくれました。17番が好きで、ショウヘイが好き。だから17番が好きなんです」と説明した。
番組の中では、同大のリッチ・ヒルヘッドコーチも武元を絶賛。「彼の(米国への)移行はこれ以上ないほどうまくいっています。極めて有望です。非常に頭が良く、ここまで6か月ほどで言語も勉強してきました。日本でも小さい頃から注目を集めていた選手で、このような瞬間には慣れています。非常に良い選手になる可能性があると思います」と期待を込めた。
同大の公式Xは練習試合で登板した武元の写真とともに「球春到来、深碧の侍」と日本語で投稿するなど歓迎ムード。開幕戦は16日、本拠地に名門ミシシッピ大を迎える。
(THE ANSWER編集部)