ヤンキース三塁手エチャバリアが超美技炸裂、実況「なんてキャッチだ」

　米大リーグはポストシーズンが開幕し、一発勝負のワイルドカードゲームが繰り広げられているが、3日（日本時間4日）の一戦では守備の名手が人間離れしたノーステップの跳躍力で演じたスーパープレーが炸裂。MLBが動画付きで公開し、米実況席も「なんてキャッチだ」と大興奮となっている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　負けたら終わり。一発勝負の大舞台で文字通り躍動したのは、ヤンキースのアデイニー・エチャバリア内野手だ。アスレチックス戦、6-0とリードした7回だった。先頭のセミエンが代わり端のロバートソンを捉え、痛烈なライナーを放った。弾丸のようなライナーが三塁方向を襲う。これに、エチャバリアが人間離れした反応を見せた。

　あまりに打球が速く、ステップを切れない。しかし、勢いそのままにその場で跳び上がった。腰の位置を見ても凄まじい跳躍力で浮き、そのまま左手のグラブで白球の跳び付いた。見事にキャッチ。勢い余って空中で体が反転し、体から倒れ込むように着地したが、一度掴んだボールを離すことはなかった。

　6回から途中出場していた名手の信じられない超美技に本拠地ヤンキースタジアムは熱狂に揺れた。MLB公式ツイッターは動画付きで公開し、映像では現地放送局「TBS」の実況席も大興奮で伝えている。