かつて指揮を執ったウディネーゼとミランの試合に登場

　カタールで行われているサッカーのアジアカップ（杯）で奮闘中の日本代表。同じカタールで行われた2011年大会で日本を4度目の優勝に導いた名将が元気な姿を見せ、話題になっている。イタリア人指導者のアルベルト・ザッケローニ氏は現地20日に行われたイタリア1部のウディネーゼ―ACミランの会場に登場。イタリア・セリエAが公開した動画に、日本人ファンから「ご無事で何より」「元気そうでよかった」といった気遣いの声が上がっている。

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　誇らしげに振る舞った。ピッチレベルに降りた紺のコート姿のザッケローニ氏は、自身の名前が入った「背番号1」のウディネーゼのユニホームを手渡されると、2度、3度と掲げてアピール。ファンから大きな声援を送られた。自宅の階段で転倒し、頭部を強打して集中治療室に入っていたことが報じられたのが昨年2月。現地メディアなどは2か月後の4月に退院したことを伝えていた。

　イタリア・セリエA英語版公式X（旧ツイッター）は久々に公の場に姿を見せた70歳のザッケローニ氏の映像を公開。「ミスター・ザッケローニ、再び元気な姿を見られたのは素晴らしい！」とつづった。これにはすぐに日本人ファンが反応。「ザッケローニ、ご無事でなにより　ぜひともまた日本に来てもらいたいものだ」「ザックさん含め、歴代日本代表監督には、本当に長生きしてほしい」「ザッケローニさんが倒れられたという報を聞いた時心配でしたが、ご無事で良かったです」「元気そうでよかった」「お元気そうで安心しました」「ザックにアジアカップ優勝見せてあげたいよね」といった反響が寄せられた。

　これまでウディネーゼ、インテル、ミラン、ユベントスといったイタリア名門クラブで指揮を執っていたザッケローニ氏。2010年に日本代表監督に就任し、14年の退任後は解説者として活動している。