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ド軍GMも「何も知らなかった」大谷翔平の“別人騒動” 混乱に身を委ね「かなりワイルドだった」

米大リーグ・ドジャースに入団した大谷翔平投手。昨年12月の正式発表前、SNS上では大谷がブルージェイズの本拠地トロントに向かったという憶測が広がり、ロサンゼルス発のプライベートジェットのフライトレーダーを数千人が見守る事態も発生。結局乗っていたのは別人という騒動だったが、ドジャースのブランドン・ゴメスGMも「何も知らなかった。あの日はかなりワイルドだったね」と当時は情報を把握していなかったことを明かした。

大谷翔平とブランドン・ゴメスGM(左)【写真:ロイター】
大谷翔平とブランドン・ゴメスGM(左)【写真:ロイター】

ドジャース入団発表前、トロント行きの憶測広がる

 米大リーグ・ドジャースに入団した大谷翔平投手。昨年12月の正式発表前、SNS上では大谷がブルージェイズの本拠地トロントに向かったという憶測が広がり、ロサンゼルス発のプライベートジェットのフライトレーダーを数千人が見守る事態も発生。結局乗っていたのは別人という騒動だったが、ドジャースのブランドン・ゴメスGMも「何も知らなかった。あの日はかなりワイルドだったね」と当時は情報を把握していなかったことを明かした。

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 米ポッドキャスト番組「ベースボール・イズント・ボーリング」公式X(旧ツイッター)に登場したゴメスGMは、ホストのロブ・ブラッドフォード氏から「飛行機の件があった時、別人が乗っていることをあなたたちは知っていたんですか?」と問われた。

 飛行機の件とは日本時間12月9日、移籍先がまだ明らかになっていなかった大谷がブルージェイズの本拠地であるカナダ・トロントに向かうと米メディアによって報じられたことで、ロサンゼルス発のプライベートジェットに本人が乗っているのではないかとSNS上で日米ファンの大騒動になった出来事。フライトレーダーを数千人が見守る事態も発生したが、乗っていたのは別人。カナダ人の実業家ロバート・ハージャベック氏だった。

 結局大谷がトロントに行った事実はなく、米記者が謝罪する事態にまでなった。ゴメスGMは当時について「いや、知らなかった。みんなと同じ状況だったよ。何も知らなかった。あの日はかなりワイルドだったね」と、メディアやファンと同じく状況を把握できていなかったとした。

 大谷の代理人に連絡はしなかったのか。尋ねられたゴメスGMは「ショウヘイが自分自身で(移籍先を)発表することがとても重要だったから、そこに全て導かれていた。だから、我々も分かっていなかったんだ」と説明している。

「何が起きていようが、『ショウヘイがどこに行くかをいつ発表するかはまだ決断していない』と(代理人からは)言われるだろうから、我々が(代理人に)何を聞こうが答えは同じで、深く追求するのは無意味だったんだ。だからみんなと同じように何も知らなかったんだよ」

 これほどニュースバリューがある話題なら、事前に情報が漏れ伝わるケースが多い中、米国の敏腕記者たちも「ドジャース決定」をスクープすることはできず。蓋を開けてみれば、第一報は本人のインスタグラムだった。ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏は当時、自身のX(旧ツイッター)で「ショウヘイの移籍を(自分で)一番にスクープしたことについてもショウヘイを祝福するよ」と大谷が自らの去就を自ら一番早く伝えたことに脱帽していた。

(THE ANSWER編集部)


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