エマニュエル駐日米国大使が手渡して話題に

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手に、ラーム・エマニュエル駐日米国大使が手渡した愛犬「デコピン」用の“特製ビザ”が話題だ。同大使が自身のX（旧ツイッター）で再会を報告。ユーモア満点の1枚は見れば見るほど凝ったデザインで、X上でも瞬く間に拡散された。「デコピンまさかの日米二重国籍！」「ビザの有効期限が無いのも良き」などと“超VIP待遇”に日本ファンも注目している。

　まさかの愛犬にまで用意されていた。エマニュエル大使が大谷に手渡していたのは、特大サイズのビザカード。デカデカと「デコピン」の写真が貼られていた。名前の欄に「Ohtani Dekopin“Decoy”」の文字も記され、発行日は「2024年1月9日」。本物のビザではないが、その他の項目からもジョークを込めた特別待遇ぶりが伝わってくる。

　期限はなんと「無期限」。さらに国籍は「米国/日本」。二重国籍になっているなどユーモア満点だ。パスポートナンバーには「MVPUP」の文字。MVPとPUP（子犬）をかけたようで、管理番号には「GOODBOY（良い子）」とも記されている。

　大谷は贈られたビザの画像をインスタグラムのストーリー機能で共有していたが、MLB公式インスタグラムも「パスポートナンバーは『000MVPUP000』」と画像とともに紹介。米ファンから多数のコメントが集まったが、X上の日本ファンもこの特別待遇ぶりに注目。ツッコミを入れたり、凝ったデザインを楽しむ声が上がった。

「デコピン用ビザめちゃクオリティが高い」
「デコピンまさかの日米二重国籍！」
「二重国籍の強者やったw」
「ビザの種類はCanine（イヌ科）か　なるほど」
「二重国籍か！ここでも二刀流やんw」
「大谷デコピンの字面すきだわーw」
「大谷デコピン（本名）」
「管理番号じわるな」

　エマニュエル大使は画像を公開したXには「これは『ショータイム』それとも『翔タイム』？　2度のMVPに輝いたメジャーリーグの開拓者、大谷さんにまたお会いできて感激です。まさにラッキーデー」と日本語で投稿。お茶目に再会の喜びを明かしていた。