サッカー日本に「韓国が勝つ可能性が高い」 韓国の元名手が直接対決を予想、母国勝利が「55%」
サッカーのアジアカップが12日、カタールで開幕する。2011年以来5度目の優勝を目指す日本代表をライバル視しているのが、1960年の第2回大会を最後に優勝のない韓国だ。決勝で日本を破って優勝という期待が高まる中、2002年の日韓ワールドカップにも参加した元韓国代表GKのキム・ビョンジ氏は「韓国は日本に勝つ確率が高い」と占い、その理由も挙げている。
優勝確率は日本35%、韓国30%と見るが、日韓決勝になれば…
サッカーのアジアカップが12日、カタールで開幕する。2011年以来5度目の優勝を目指す日本代表をライバル視しているのが、1960年の第2回大会を最後に優勝のない韓国だ。決勝で日本を破って優勝という期待が高まる中、2002年の日韓ワールドカップにも参加した元韓国代表GKのキム・ビョンジ氏は「韓国は日本に勝つ確率が高い」と占い、その理由も挙げている。
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韓国紙「イルガンスポーツ」のインタビューに答えたもの。この中でキム・ビョンジ氏は「アジアカップの優勝確率は日本が35%、韓国が30%、イランが15%、カタールが10%。そして10%が残りのチームだ。優勝チームは日本、韓国、イラン、カタール、サウジアラビア、豪州の中から出る」と予想した。
また同紙は、韓国では64年ぶりの優勝に向けて「世間の期待はいつもより大きい」と指摘している。ソン・フンミン(英トッテナム)、ファン・ヒチャン(英ウルバーハンプトン)、イ・ガンイン(仏パリ・サンジェルマン)、キム・ミンジェ(独バイエルン・ミュンヘン)といった欧州の主要リーグで活躍する選手が参加するためだという。
その上で「アジアカップはすさまじい大会だ。アジアの虎を自認する韓国が、1960年からただの1度も優勝できなかったのを見てもそうだ。またアジアサッカーの水準が高いレベルで横並びとなり、他国の底力も無視できない」とした。
その中でキム・ビョンジ氏は、日本と韓国が決勝で対戦する可能性が最も高いと見ているという。そうなれば「サッカーはひとりの選手で勝ち負けが決まることが多い。今回のアジアカップでは韓国が日本に勝つ確率が高いとみている」。その確率は「(韓国)55対(日本)45だ」と、直接対決なら僅差で韓国が上だとした。
日本代表にも欧州組が20人参加していると知ったうえで「核心選手が勝負を決めてくれるかが重要だが、日本より韓国の破壊力が高い」と断言。さらに最も期待する選手として英プレミアリーグで今季10得点しているファン・ヒチャンを挙げ「これまでは“仕上げ”が残念な選手だったが、最近はうまくなっている」とした。
(THE ANSWER編集部)