ドジャースが補強

　米大リーグ・ドジャースが31歳のテオスカー・ヘルナンデス外野手を獲得すると米記者が報じた。大谷翔平、山本由伸らに続く補強となる。7日（日本時間8日）に米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者がXで伝えた。

　ドジャースは今オフの目玉として話題を集めた大谷、山本の両獲りに成功。パッサン記者は「速報：外野手のテオスカー・ヘルナンデスとドジャースは1年総額2350万ドル（約34億円）の契約で合意していると関係者がESPNに語った」と報道。「ヘルナンデスはショウヘイ・オオタニ、ヨシノブ・ヤマモト、タイラー・グラスノーとともに新しいドジャースに加わり、オールスター打者がまた1人ラインナップに追加された」とした。

　さらに同記者によると、「ドジャースの契約2350万ドルのうち、850万ドルは繰延され、2030年から2039年まで支払われる予定であると関係者はESPNに語った」と1年の大型契約という。

　アストロズ、ブルージェイズでプレーしたヘルナンデスは、右投右打で通算159本塁打の大砲。昨季はマリナーズに所属し、打率.258、26本塁打、93打点だった。32発だった2021年にはオールスターにも出場した。

　大谷を10年総額7億ドル（約1014億円）、山本を12年総額3億2500万ドル（約463億円）で獲得するなど、続々と補強を続けるドジャース。ヘルナンデスの加入は強力な援軍となりそうだ。