大谷翔平のワールドシリーズ制覇に高い壁 米識者が推す「ドジャースより優れた最強球団」とは
米大リーグ・ドジャースは今オフの目玉と言われた大谷翔平投手、山本由伸投手の2人を獲得し、大補強に繰り出した。しかし、米識者は今季のナ・リーグNo.1球団には選ばず。「ショウヘイ・オオタニのいるドジャースよりも優れている」とブレーブスが最強だと主張している。
ドジャースに立ちはだかる球団とは
米大リーグ・ドジャースは今オフの目玉と言われた大谷翔平投手、山本由伸投手の2人を獲得し、大補強に繰り出した。しかし、米識者は今季のナ・リーグNo.1球団には選ばず。「ショウヘイ・オオタニのいるドジャースよりも優れている」とブレーブスが最強だと主張している。
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大谷が夢に描くワールドシリーズ制覇に向けた高い壁になりそうだ。米衛星ラジオ「シリウスXM」のMLB専門番組「MLBネットワーク・ラジオ」はXに動画を投稿。その中で同局の番組「ザ・リードオフ・スポット」でホストを務めるエドゥアルド・ペレス氏が今季の展開を予想した。
「エドワード・ペレス」の登録名で2001年に阪神でもプレーした元MLB選手の同氏は、ブレーブスをNo.1球団に挙げた。「クリス・セールにとって来季は三振を奪える復活の年になるだろう」とレッドソックスから獲得した元オールスター左腕に期待。さらに「左腕では別の角度からフリードが投げられる。右腕ではストライダーもいる」とし、こう続けた。
「全員が健康であれば、全く異なるスタイルの圧倒的な投手が4人もいる。それにファームから活躍できる選手を連れてくることだってできる。その選手たちは大舞台でも怯まない。これはナ・リーグ最強のチームだ。ラインナップを見ても、ショウヘイ・オオタニのいるドジャースよりも優れている。守備面でも同じことだ」
ブレーブスは昨季メジャー最多の104勝(58敗)でナ・リーグ東地区を独走。2位フィリーズに14ゲーム差をつけて地区優勝した。チームの307本塁打、打率.276、OPS.845がいずれもメジャートップ。昨季は史上初の40発70盗塁(41発73盗塁)を達成したナ・リーグMVPのロナルド・アクーニャJr.、33本塁打のオジー・アルビーズ、54発139打点で打撃2冠のマット・オルソンが強力打線を形成する。
ドジャースはレギュラーシーズン100勝。西地区でダイヤモンドバックスに16ゲーム差をつけて優勝したが、地区シリーズでダイヤモンドバックスに敗れて終戦となった。大谷、山本などの加入で戦力補強したが、ペレス氏はブレーブスには及ばないと予想している。
(THE ANSWER編集部)