山本由伸が入団会見で明かしたドジャースとの縁

　米大リーグのドジャースは27日（日本時間28日）、山本由伸投手の獲得を正式発表し、入団会見を行った。その席で山本がかつてドジャース時代の前田健太投手の投球を見て、メジャー移籍への思いを強めたことを明かした。山本の獲得を“アシスト”していたかつての働きに、米国のファンからは「ありがとうケンタ・マエダ」と、前田に感謝する声が上がっている。

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　会見で、ドジャースには過去多くの日本人選手が在籍してきたことを問われた山本は「19歳の時ここでプレーオフを見て、前田健太さんが登板したのも見ましたし、その時からメジャーへの思いは強くなったと思います」と口にした。

　山本のプロ1年目だった2017年、前田はドジャースに所属してポストシーズンには9試合にリリーフ登板、2勝し防御率も0.84という好成績を残した。結果的にドジャースが山本を獲得できた一因となったとも言え、X上では米国のファンからの感謝するコメントが並んだ。

「ありがとうケンタ・マエダ！」
「ケンタ・マエダはドジャースのレジェンドだ」
「ケンタ・マエダのリリーフは無敵だったからな」
「ケンタ・マエダはいまだに持ってるな」
「ケンタ・マエダに感謝だ」

　奇しくも、山本がドジャースで背負う背番号18は当時の前田と同じ。「同じ背番号を背負って、ケンタ・マエダを誇りに思わせてくれ！」という声もあった。