山本由伸を逃した金満メッツ、今度は今永昇太獲り参戦か NY紙「6人での先発ローテ模索も」
ポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指していた山本由伸投手の新天地が21日(日本時間22日)、ドジャースと合意したと米メディアが一斉報道した。これを受け、争奪戦に参戦していたメッツのスティーブ・コーエンオーナーは「組織全体として全力を尽くしたと思う」と強調。米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」が報じ、新たに今永昇太投手獲りの可能性も伝えた。
コーエンオーナー「チームを構築するにはいくつかの方法があると思う」
ポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指していた山本由伸投手の新天地が21日(日本時間22日)、ドジャースと合意したと米メディアが一斉報道した。これを受け、争奪戦に参戦していたメッツのスティーブ・コーエンオーナーは「組織全体として全力を尽くしたと思う」と強調。米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」が報じ、新たに今永昇太投手獲りの可能性も伝えた。
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カリブ海での休暇を過ごしていたというコーエン氏は「組織全体として全力を尽くしたと思う。誰かが勝ち、誰かが負ける、そういうもんだ」と同紙に語ったという。「私たちの努力に満足しているし、すべてをフィールドに置いてきた。人生は続くんだ」と前を向いている。
チーム再建へ向け、今オフ目玉の一人だった山本を逃したものの、コーエン氏は「チームを構築したり、壊したりする選手は一人もいない」「私たちはそれを構築するし、実現する。時間をかけて確実に変化と改善が見られるだろう」とし、大きな影響はないことを強調したという。
それを裏付けるように、同紙は「ヨシノブ・ヤマモトに断られ、メッツはどのようなローテーションを構築できるか」と題した記事を掲載。「チームを構築するにはいくつかの方法があると思う」というコーエン氏の言葉をもとに今後の方向性に言及した。
その一つとして挙げたのが、今永の獲得。「この左腕はエースというよりもローテーションのつなぎとして見られているが、NPBで防御率3.18を記録し、強力なコントロールと優れた奪三振数を記録した」とし、「週1回の投球に慣れているイマナガを加えれば、メッツは6人でのローテーションを模索することになるかもしれない」と先発ローテの一角として期待を込めた。“金満球団”の今後の展開が注目される。
(THE ANSWER編集部)