レイズからトレード移籍のグラスノー

　米大リーグのドジャースがトレードで獲得したタイラー・グラスノー投手が、レイズからの移籍にあたって大谷翔平投手から受けた“勧誘”が決断の大きな要素になったと語っている。ドジャース地元紙の記者が「間違いなくドジャース行きへのポイントに加算された」というグラスノーの言葉を紹介している。

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　18日（日本時間19日）に行われた、グラスノーの入団会見の席での発言だ。カリフォルニア州の地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のドジャース番ビル・プルンケット記者は自身のX（旧ツイッター）で、ドジャース入団が決まった大谷がグラスノーに、もし契約延長に合意してドジャース入りすれば、（グラスノーのために）ホームランを打つという内容のビデオメッセージを送ったことを伝えている。

　その上で「あれは素晴らしかった。あのビデオをもらったのは最高だった……。間違いなくドジャース行きへのポイントにかなり加算された。彼の勧誘はうまくいったと思う」と、感激したグラスノーの言葉を紹介した。

　また地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者も自身のXで「ショウヘイが契約したとき、すぐに“あのチームに入りたい”と思ったんだ。 彼の頭脳を拝借したい……。とっても興奮しているよ」というグラスノーの言葉を伝えている。

　グラスノーは今季レイズで10勝7敗、防御率3.53の好成績を残した右腕。身長203センチという体で投げ込む時速160キロ以上の直球が武器の剛腕だ。大谷が求める勝利を、引き寄せる存在となるか。