浅野拓磨の行動とは

　海外サッカー、ドイツ1部ブンデスリーガ・ボーフムの日本代表FW浅野拓磨が16日、ホームの第15節ウニオン・ベルリン戦で今季5得点目を挙げ、3-0の勝利に貢献した。ファンの抗議でピッチにチョコレートが投げ込まれた試合。浅野が取った行動の動画がネットで拡散した。ドイツ紙は「アサノのこの行動に驚愕」と伝えている。

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　浅野がまさかの行動に出た。ブンデスリーガに投資家参入を認める決定をしたドイツ・リーグ連盟に対し、客席のファンはチョコレートをピッチに投げて猛抗議。大荒れでしばらく試合が中断された中、浅野はピッチに落ちたコイン型のチョコを拾い上げた。包み紙を広げてパクリ。なんと口に入れたのだ。

　海外メディアは動画を公開。浅野はその後の前半アディショナルタイムに豪快ボレーを叩き込み、先制点を奪ってみせた。ドイツ大衆紙「ビルト」は「アサノがみんなを驚かせる　ブッシュマン、ボーフムのスターに言葉を失う！」と実況が唖然とした様子を報道。驚きをもってこう伝えている。

「このチャンスをボーフムのストライカー、タクマ・アサノは逃さず！　コインをさっと拾うとピッチでつまみ食い」「『Sky（ドイツ衛星放送）』の実況フランク・ブッシュマンは、アサノのこの行動に驚愕。まずは落ち着きを取り戻すと『うわっ。パクついている』と伝えた」「このお菓子がアサノに先制ゴールを決めるパワーを与えたようだ」

　思わぬ行動でも話題を集めた浅野。しっかりゴールまで決め、一躍脚光を浴びていた。