大谷翔平獲得に一役買った人物

　大谷翔平投手を獲得した米大リーグ・ドジャースの交渉の場で“天国から手助け”した人物が話題を集めている。15日（日本時間16日）に複数の米メディアが報道。米記者は「ドジャースはエースに切り札を出した」と伝えると、米ファンからは「感情的になっちゃう」「素晴らしい!!」と感動した様子の声が上がった。

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　米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者はX（旧ツイッター）で「ショウヘイ・オオタニへアプローチする中、ドジャースはエースに切り札を出した」と紹介。一役買ったのはレイカーズで一時代を築いたコービー・ブライアント氏だったという。

　ドジャースは大谷がメジャー移籍を目指した2017年オフに撮影。世界的偉人アスリートの秘蔵メッセージが今回の交渉の場で使われたという。パッサン記者によると、コービーは「世界中でロサンゼルスほど勝つのに良い場所はない、そして野球でドジャースほど勝つのに適したチームはない」とコメント。14日（同15日）に入団会見を行った大谷は、ESPNに感動的なメッセージだったことを明かしたという。

　米専門メディア「ドジャース・ネーション」もXでこの秘話を紹介。ドジャースがコービーに依頼し「同じビデオが重要な役割を果たした！」と伝えた。さらに「本当にコービーのような人はいない…安らかに！」と記載。米ファンから反響が集まった。

「ワオ、これは素晴らしい!!]
「コービー！　勝利のために!!…イエス!!!!!!!!!!」
「そのビデオを見たい」
「ビデオを見たい!!　きっと感情的になっちゃう」
「ワイルドね」
「クレイジーだ」
「ドジャースは今度、ヤマモトのためにレブロンにも同じことをしてもらうべきだ」

　コービーは言わずと知れたバスケ界のスーパースター。ドジャースと同じロサンゼルスに本拠地を置くレイカーズで一時代を築き、世界的な人気を誇った。しかし、2020年1月にヘリコプター墜落事故で死去。世界が悲しみにくれたが、今もなお話題になっているようだ。