欧州競馬に現れた超新星 馬なりでラスト1F11.0、デビュー2歳馬末脚に衝撃の声「信じられない」
欧州競馬にまた1頭“超新星”が誕生した。英サウスウェル競馬場で12日(日本時間13日)に行われた2歳戦で、1番人気に押されたデビュー戦の馬が2着馬に9馬身差をつけて圧勝。着差もさることながら、最後の200メートルを持ったままで11秒フラットのフィニッシュ。古馬でもなかなかお目にかかれない驚異の末脚に、海外ファンから「信じられない」「馬なりで11秒?」といった衝撃の声が寄せられている。
英サウスウェル競馬場で行われたAW1400メートル戦
欧州競馬にまた1頭“超新星”が誕生した。英サウスウェル競馬場で12日(日本時間13日)に行われた2歳戦で、1番人気に押されたデビュー戦の馬が2着馬に9馬身差をつけて圧勝。着差もさることながら、最後の200メートルを持ったままで11秒フラットのフィニッシュ。古馬でもなかなかお目にかかれない驚異の末脚に、海外ファンから「信じられない」「馬なりで11秒?」といった衝撃の声が寄せられている。
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軽く“飛んだ”。12日に英サウスウェル競馬場で行われた2歳戦(AW1400メートル、10頭立て)でデビュー戦ながら圧倒的1番人気に支持されたナイトライダー(牡2・ブルケ、父ダークエンジェル)は好スタートからインの3番手を追走。4コーナーを回って直線に向くと、懸命に手綱をしごく各馬を横目に、軽く仕掛けただけで先頭に立った。鞍上のダニエル・タドホープ騎手は残り1ハロン(200メートル)でも“持ったまま”。最後は2着馬に9馬身差をつける圧勝だった。
勝ちタイムは1分28秒19で、非公式ながら最後の1ハロンは11.0秒。AWでのレースでは破格の数字とあって、映像を公開した英衛星放送「スカイスポーツ」の競馬専門サイト「アット・ザ・レーシーズ」公式X(旧ツイッター)も「彼は馬なりで最後の200メートルを11秒で走ったと思うが、これは前代未聞だ」と衝撃をつづり「ナイトライダーは春に向けてカール・ブルケをとても興奮させた!」とクラシックの有力候補とした。
これには海外ファンからも「素晴らしい走りだった。文字通りローギアでゆっくり走っていた」「ジョッキーは腕を組んで座っていられたかも……」「とても感動的だ」「これは速い」「信じられない、エキサイティングな時間だ」「馬なりで200メートルを11秒!?」「これは…私が2023年に平場で見た中で最高の馬だ」といった驚きのコメントが集まっている。
(THE ANSWER編集部)