獲得逃した大谷に「故意死球」発言も…トロントの理不尽な一部ファンに母国識者一喝「けしからん!」
米大リーグ・ドジャースに入団した大谷翔平投手を巡る争奪戦は、米国だけでなく、カナダの野球ファンも一喜一憂させた。有力候補の一つとされていたブルージェイズの本拠地トロントでは、“大谷ロス”が嘆かれている様子。中には度が過ぎた態度を示すファンもいるようで、母国の識者は「どれだけ偉そうなんだ」「けしからん!」と怒っている。
カナダのラジオ局ホストが一喝
米大リーグ・ドジャースに入団した大谷翔平投手を巡る争奪戦は、米国だけでなく、カナダの野球ファンも一喜一憂させた。有力候補の一つとされていたブルージェイズの本拠地トロントでは、“大谷ロス”が嘆かれている様子。中には度が過ぎた態度を示すファンもいるようで、母国の識者は「どれだけ偉そうなんだ」「けしからん!」と怒っている。
カナダのスポーツ専門局「ザ・スポーツ・ネットワーク」の公式YouTubeチャンネルは13日(日本時間14日)、運営するオンタリオ州トロント地元ラジオ局「CHUM」の番組「オーバー・ドライブ」の動画を公開した。大谷に話が及ぶと、ホストのブライアン・ヘイズ氏は「彼はユニコーンだ。7億ドル(約1014億円)契約を結んでドジャースに移籍したんだ。ツインズに行ったんじゃない。ドジャースだ。それに彼はすでにLAに住んでいるんだ」と獲得逃しても落ち込む必要はないと主張した。
これに、同じくホストを務めるフランク・コラド氏が反応。「土曜日の夜、スコシアバンク・アリーナで取材している最中に、記者席で誰かが『彼ら(ブルージェイズ)はオオタニの初打席で(死球を)当てるべきだ』って話していたんだよ。私はその場では何も言わなかったけれど、『今、何を言っているのか分かっているのか?』って感じだったよ」と怒り。ヘイズ氏も「けしからん!」と同調した。
コラド氏は「彼がジェイズと契約しなかったからといって死球を当てろと言うのか? 実際は、争奪戦の中で有力候補に上げられるだけでもジェイズファンは喜ぶべきなんだぞ」とあまりにも理不尽な言動を説教していた。
(THE ANSWER編集部)