試合中に相手の顔面殴打→無期限出場停止 NBAでの蛮行に米ファン非難「リーグから追放せよ」
米プロバスケットボール(NBA)ウォリアーズのドレイモンド・グリーンに「無期限出場停止」処分が科された。12日(日本時間13日)のサンズ戦で、競り合いの中でユスフ・ヌルキッチの顔面を殴って今季3度目の退場。NBAは声明を発表し、グリーンの「度重なる反スポーツマン的行為」に対して厳罰を下した。米ファンからは「リーグから追放せよ」「手に負えない」といった辛辣な声が上がっている。
ウォリアーズvsサンズ戦の第3Q
米プロバスケットボール(NBA)ウォリアーズのドレイモンド・グリーンに「無期限出場停止」処分が科された。12日(日本時間13日)のサンズ戦で、競り合いの中でユスフ・ヌルキッチの顔面を殴って今季3度目の退場。NBAは声明を発表し、グリーンの「度重なる反スポーツマン的行為」に対して厳罰を下した。米ファンからは「リーグから追放せよ」「手に負えない」といった辛辣な声が上がっている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
問題のシーンはサンズ戦の第3クォーター途中、ウォリアーズボールのスローインでポジション争いをしていたグリーンは、背後から体を寄せてきたヌルキッチを振り払おうとしたのか、右手を大きく振りかぶると反転しながらヌルキッチの顔面を殴った。ヌルキッチはそのまま顔面を抑えて悶絶。オフィシャルはグリーンに故意の危険行為があったとしてフレグラントファウル2を宣告。退場処分を科した。
NBAの公式広報X(旧ツイッター)は「ドレイモンド・グリーンはサンズのセンターのユスフ・ヌルキッチの顔面を殴打したことにより無期限出場停止処分を受ける」「この処分はグリーンの度重なる反スポーツマン的行為の経歴を踏まえたうえで下された」との声明を発表。今季3回目の退場ということも考慮された処分となった。
米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」公式X(旧ツイッター)は「ドレイモンド・グリーンがヌルキッチへのフレグラントファウルで退場」とつづり、当該プレーの動画を公開。米ファンからは「マジで何なんだコイツは」「リーグから追放せよ!」「汚いプレーヤーだ」「手に負えないな」「これを見逃されると思ったのか」「明らかに意図してやってるだろ」といった辛辣な声が寄せられている。
33歳のグリーンはオールスターに4度選出され、ウォリアーズのNBA制覇に4度貢献した大物。だがラフプレーも目立ち、先月にもティンバーウルヴズのルディ・ゴベアに“ヘッドロック”をかけたとして5試合の出場停止処分を受けていた。
(THE ANSWER編集部)