ライバル球団に移籍したのに…ジ軍の英雄が大谷翔平へ粋なメッセージ「称賛されること祈ってる」
米大リーグ・ドジャース入団が決まった大谷翔平投手の争奪戦に参加していたジャイアンツのOB選手が、面談の舞台裏を米メディアに明かした。獲得ならず「ガッカリした」ようだが、ライバル球団に移籍しても「称賛されること祈ってる」と粋なメッセージを送っていた。
バスター・ポージー氏が面会舞台裏告白
米大リーグ・ドジャース入団が決まった大谷翔平投手の争奪戦に参加していたジャイアンツのOB選手が、面談の舞台裏を米メディアに明かした。獲得ならず「ガッカリした」ようだが、ライバル球団に移籍しても「称賛されること祈ってる」と粋なメッセージを送っていた。
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米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は「ショウヘイ・オオタニはジャイアンツからの7億ドル(約1014億円)オファーを断った。バスター・ポージーはチームの“FAスランプ”を振り返る」との見出しで記事を掲載。2021年までジャイアンツ一筋でプレーし、2012年にはMVPを受賞するなどジャイアンツでワールドシリーズ3度制覇し、黄金期を支えた英雄バスター・ポージー氏へのインタビューを掲載した。
記事では、現地時間2日にジャイアンツの本拠地オラクル・パークで行われた大谷との面談に、ファーハン・ザイディ編集本部長、ボブ・メルビン監督、グレッグ・ジョンソン・チェアマンらとともにポージー氏も出席したことを紹介。ポージー氏は「彼(大谷)には、私のジャイアンツとサンフランシスコの街への愛情を理解してほしかった。そしてここの歴史にどれほど感謝し、彼にその歴史の一部にどれほどなってほしいかを理解してほしかったんだ」と語った。
記事によると、大谷が最終的にドジャースと結んだ10年7億ドルの契約と同じ内容を用意していたというジャイアンツ。しかし、大谷の移籍先はナ・リーグ西地区のライバルになった。ポージー氏「ファンには球場にワクワクして来てほしい。子どもたちが家で『ママ、パパ、あのユニホームが欲しい』と言うような選手がいてほしい。オオタニはまさにそんな存在だ」と説明。獲得を逃し、素直に「ガッカリしたよ」と告白していた。
大谷がジャイアンツのユニホームに袖を通すことはなかったが、同地区で対戦も多い。ライバルとしての対戦に、ポージー氏は「それもOKだ。ライバル関係は良いものだろう?」と主張。さらに、「ショウヘイに会った時に『ショウヘイ、俺が現役の時ですら、朝起きてすぐ君のハイライトを見ていたんだよ。グラウンドで君がやることに興味津々でね』と伝えたんだ」と明かすと、「彼が称賛されることを祈っているよ。ジャイアンツとの対戦でない限りね」とエールを送っていた。
(THE ANSWER編集部)