遂に倒れた「大谷翔平ドミノ」 次は山本由伸を巡る「15球団の入札合戦」、米看板記者が説明
米大リーグ・ドジャースは11日(日本時間12日)、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平投手を獲得したと正式発表した。今オフの目玉の去就が決着し、FAランキングでその次のクラスとなる山本由伸投手の行き先に注目が集まっている。米記者は「15球団程が契約したがっている」「今や(契約金は)3億ドル(約436億円)だ」と人気の高さを指摘している。
契約金高騰と米記者が説明
米大リーグ・ドジャースは11日(日本時間12日)、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平投手を獲得したと正式発表した。今オフの目玉の去就が決着し、FAランキングでその次のクラスとなる山本由伸投手の行き先に注目が集まっている。米記者は「15球団程が契約したがっている」「今や(契約金は)3億ドル(約436億円)だ」と人気の高さを指摘している。
米ストリーミングサービス「Rokuチャンネル」の番組「ザ・リッチ・エイゼン・ショー」に出演したのは、米誌「スポーツ・イラストレイテッド」の看板記者トム・バードゥッチ氏だった。“大谷ドミノ”が倒れたことで山本への影響を聞かれると「アメージングだよ。ヤマモトの契約金は2億ドル(約290億円)プラス3000~4000万ドルのポスティングフィーになるとみんなが考えていた」と説明。しかし現状は異なるようだ。
「でも、今ではそれ(契約金)は3億ドルを超えるだろう。ポスティングフィーを含むか含めないかに関わらずね。市場が右肩上がりなのは、文字通りメジャーの半分(15)の球団が彼と契約したがっているからだ。25歳のフリーエージェント投手を巡ってヤンキースとメッツが入札合戦を繰り広げているんだ」
引く手あまたの山本だが、ドジャースは獲得したばかりの大谷に山本の獲得について相談したとバードゥッチ記者は説明。「彼(大谷)は、契約するべきだと答えた」と伝えた。ホストのリッチ・エイゼン氏から「いくら支払いを遅らせるか聞きそうなのはどのオーナーかな」と、大谷の6800万ドル後払い契約にかけた質問を受けると、バードゥッチ記者は「ドジャースなんじゃないかな。一度上手くいったんだから。ショウヘイが出来るんだから、君も出来るだろ、ってね」と笑みをこぼしていた。
FA市場最大の目玉だった大谷の去就が決まり、ここからドミノ倒しのように大物選手たちの去就が進んで行くと見られる。山本の所属球団も近いうちに決まるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)