サッカーJ2清水選手の誹謗中傷に警鐘 元北朝鮮代表・鄭大世「すぐに謝り、元の道へ戻りましょう」
サッカーJ2清水の選手、家族への誹謗中傷に対し、かつて同クラブでもプレーした元北朝鮮代表FW鄭大世(チョン・テセ)氏が警鐘を鳴らした。一部ファンに対し、「道を踏み間違えたのなら、すぐに謝り、元の道へ戻りましょう」と投げかけている。
元北朝鮮代表のFW鄭大世が発信
サッカーJ2清水の選手、家族への誹謗中傷に対し、かつて同クラブでもプレーした元北朝鮮代表FW鄭大世(チョン・テセ)氏が警鐘を鳴らした。一部ファンに対し、「道を踏み間違えたのなら、すぐに謝り、元の道へ戻りましょう」と投げかけている。
清水は2日に東京VとJ1昇格プレーオフ決勝を戦い、1-0とリードした後半アディショナルタイムに、DF高橋祐治が相手FWを止めようとスライディング。PK判定となり、J1復帰を逃す同点ゴールを献上した。
高橋はSNSで自身のプレーへの後悔とともに誹謗中傷を受けていることを明かしたが、「誹謗中傷ですが僕に送ってもらう分は大丈夫ですし、理解しております」と記載。妻で元AKB48の高城亜樹にも同様の声が届くことを明かしていた。
クラブは6日、当該選手名を伏せながら「選手および近親者へのSNSアカウントへ悪質な投稿について」と声明を発表。「誹謗中傷、侮辱、脅迫はいかなる理由があっても決して許されることではありません」と法的措置を含めた適切な対応を取ることを明記した。
鄭大世は7日にX(旧ツイッター)を更新。クラブの発表をリポストし、「僕の知ってるエスパルスサポはこんなこと絶対にしない。道を踏み間違えたのなら、すぐに謝り、元の道へ戻りましょう」と投げかけた。
(THE ANSWER編集部)