引退・小野伸二の交代時、相手主将の粋な行動から異例の光景 「敵も味方もない」と感動広がる
サッカーJ1は3日に最終節が行われ、札幌ドームでは浦和が2-0で札幌を下した。この試合を最後に現役引退となる元日本代表MF小野伸二(札幌)は前半22分までプレー。大きな拍手を受けてピッチを後にしたが、浦和の主将を務めるMF岩尾憲が粋な計らいを見せて感動的なシーンが生まれた。「こんなことってあるのか」「なかなか無いよね」と反響が寄せられている。
小野伸二の引退試合、浦和が2-0で勝利
サッカーJ1は3日に最終節が行われ、札幌ドームでは浦和が2-0で札幌を下した。この試合を最後に現役引退となる元日本代表MF小野伸二(札幌)は前半22分までプレー。大きな拍手を受けてピッチを後にしたが、浦和の主将を務めるMF岩尾憲が粋な計らいを見せて感動的なシーンが生まれた。「こんなことってあるのか」「なかなか無いよね」と反響が寄せられている。
日本が誇るファンタジスタの現役最終戦。0-0の前半22分にその時が来た。スタメン出場していた小野がMFスパチョークと交代。札幌ドームは大きな拍手に包まれ、味方の一人一人とハグを交わしていたが、ここで浦和の岩尾が手招きしたことでスタッフを含めたピッチ外の全員がピッチ脇に並んだ。
小野は浦和の出場選手とも笑顔で握手を交わし、ピッチを去る際に一礼。浦和のベンチに向かっても感謝を伝えていた。実際の映像をDAZN公式Xが公開。「こんなに美しい場面があるだろうか 万雷の拍手に包まれながらいつもの笑顔でピッチに別れを告げる」と伝えた。
リスペクト溢れるシーンに感動した様子のファンからは「こんなことってあるのか…ってくらい素晴らしいシーン」「そこには敵も味方もない、リスペクトに満ちた時間があった」「こんなにもみんなから愛される選手がいたか」「相手チームの選手からもこんなに盛大に送られることってなかなか無いよね」などとコメントが書き込まれた。
(THE ANSWER編集部)