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レンドンを上回る“不良債権”1位 引退報道も154億円契約残る右腕、米選出「球団は多額の借金」

米大リーグもオフシーズン。大谷翔平投手らFA選手の来季所属球団が大きな話題となる中、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「バイヤーの後悔?ブラックフライデー後のMLB契約のワースト10ランキング」との見出しで記事を掲載。大谷とエンゼルスでともにプレーしたアンソニー・レンドン内野手を上回る1位には、引退が報じられながらまだ154億円の契約を残す右腕が選ばれている。

スティーブン・ストラスバーグ【写真:Getty Images】
スティーブン・ストラスバーグ【写真:Getty Images】

米メディアが選手のワースト契約ランキングを発表

 米大リーグもオフシーズン。大谷翔平投手らFA選手の来季所属球団が大きな話題となる中、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「バイヤーの後悔?ブラックフライデー後のMLB契約のワースト10ランキング」との見出しで記事を掲載。大谷とエンゼルスでともにプレーしたアンソニー・レンドン内野手を上回る1位には、引退が報じられながらまだ154億円の契約を残す右腕が選ばれている。

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 レンドンは2019年オフに7年2億4500万ドル(約360億円)で契約したエンゼルスで、今季まで年間58試合以上プレーしたことはない。今季は43試合で打率.236、2本塁打、22打点に終わったが、契約は3年間残っており、1年あたり3800万ドル(約57億円)を手にすることになる。

 そのレンドンを上回り、ワースト契約1位に選ばれたのはナショナルズのスティーブン・ストラスバーグだった。2019年に209回を投げて18勝6敗、防御率3.32の好成績で最多勝に輝き、同年オフに7年2億4500万ドルで再契約。しかし神経系の問題で20年は2登板に終わり、その後は胸郭出口症候群の手術などもあって満足に投げられないシーズンが続いた。

 今年8月、MLB公式サイトなどで引退の意向が報じられた。20年以降で投げたのは31回1/3、530球だけだった。記事では、26年までの3年間で総額1億500万ドル(約154億円)の契約が残っており「ストラスバーグの将来は今のところ不明確である。避けられないこと:いずれにせよ、ナショナルズはまだ彼に多額の借金があるということ」と事の大きさを伝えている。

(THE ANSWER編集部)


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