たった43試合で「大谷、トラウトより稼いだ」 “不良債権化”の360億円選手に米メディア辛辣
米大リーグもオフシーズン。大谷翔平投手らFA選手の来季所属球団が大きな話題となる中、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「バイヤーの後悔?ブラックフライデー後のMLB契約のワースト10ランキング」との見出しで記事を掲載。“不良債権化”している選手たちの契約に改めて脚光を浴びせている。
米メディアが選手のワースト契約ランキングを発表
米大リーグもオフシーズン。大谷翔平投手らFA選手の来季所属球団が大きな話題となる中、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「バイヤーの後悔?ブラックフライデー後のMLB契約のワースト10ランキング」との見出しで記事を掲載。“不良債権化”している選手たちの契約に改めて脚光を浴びせている。
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「野球界で最悪の契約があり、これらのチームは取引を撤回して、何かもう少し良いものと交換できればいいのになと思うかもしれないものである」と、記事では球団の立場に立ち、ワースト契約ランキングを打ち出した。
上位にランクインした選手のうち、日本ファンにも良く知られる1人がアンソニー・レンドン内野手だ。エンゼルスで大谷翔平投手と同僚だった大物内野手は2位に。2019年に世界一となったナショナルズで打点王に輝き、7年2億4500万ドル(約360億円)で契約したが、エンゼルスでは年間58試合以上プレーしたことがない。
残る3年間の契約で、1年あたり3800万ドル(約57億円)を手にするレンドン。記事では「レンドンは2019年の冬にフリーエージェントクラスで羨望の的になっていた。そしてそれ以降は? 過去3シーズンでの彼の価値は合計で1.1fWARにすぎない」と期待外れになっていると指摘。今季は43試合で打率.236、2本塁打、22打点だった。
「レンドンは2023年にマイク・トラウトとショウヘイ・オオタニのどちらよりも多く稼いだ。引退を考えているかと聞かれ、レンドンは『ここ10年間考えて続けてきた』と9月に答えた」とも指摘されている。
(THE ANSWER編集部)