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最強イクイノックス電撃引退を世界中の競馬メディアがこぞって報道「日本の伝説として引退する」

11月26日の国際G1ジャパンカップを制し、国内外のG1・6連勝を飾ったイクイノックス(牡4・木村、父キタサンブラック)が現役引退することが30日に決まった。今後は北海道・社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることも発表。年末の大一番・有馬記念(12月24日、中山競馬場、芝2500メートル)の出走や海外再挑戦なども模索されたが、現役最強馬の称号を持ったままターフに別れを告げる。再び世界の舞台で強豪との対決を熱望していた海外メディアもこぞって速報。衝撃を伝える一方で「めでたい引退」などと、新たな門出を祝福している。

ドバイシーマクラシックで優勝したイクイノックス【写真:Getty Images】
ドバイシーマクラシックで優勝したイクイノックス【写真:Getty Images】

世界ランク1位のままターフに別れ

 11月26日の国際G1ジャパンカップを制し、国内外のG1・6連勝を飾ったイクイノックス(牡4・木村、父キタサンブラック)が現役引退することが30日に決まった。今後は北海道・社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることも発表。年末の大一番・有馬記念(12月24日、中山競馬場、芝2500メートル)の出走や海外再挑戦なども模索されたが、現役最強馬の称号を持ったままターフに別れを告げる。再び世界の舞台で強豪との対決を熱望していた海外メディアもこぞって速報。衝撃を伝える一方で「めでたい引退」などと、新たな門出を祝福している。

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 圧巻の勝利を収めたジャパンカップが結果的に引退レースとなった。昨年の天皇賞・秋から有馬記念、今年のドバイシーマクラシック(UAE)、宝塚記念、天皇賞・秋、そしてジャパンカップを無敗で駆け抜けたイクイノックス。IFHA(国際競馬統括機関連盟)が制定する「ロンジンワールドベストレースホースランキング」では1位(129ポンド)に君臨したまま、希代のスーパーホースは激闘の舞台を去ることになった。

 イクイノックスの名を世界に知らしめたのは、ドバイシーマクラシック(芝2400メートル)での圧勝劇。後に欧州G1を勝ったウエストオーバー、モスターダフ(ともに英国馬)に影をも踏ませぬ逃げ切り勝ちで、注目を集めた。それだけに、今回の電撃引退についてX(旧ツイッター)上の海外メディアは驚きとはまた違った感情を持って伝えている。

 豪州の競馬専門局「スカイ・レーシング」は「イクイノックスが引退」「彼は社台スタリオンステーションに立つ」と事実のみだが、海外競馬専門サイト「ワールドホースレーシング」は「なんて馬、なんてキャリアだ!」「イクイノックスは日本の伝説として引退する!」と衝撃的な報道だ。

 英衛星放送「スカイスポーツ」の競馬専門サイト「アット・ザ・レーシーズ」は「めでたい引退、イクイノックス!」「シンプルに史上最高の1頭」と伝え、UAEのドバイレーシングクラブも「めでたい引退だ、イクイノックス!」「ロンジン・ドバイシーマクラシックの勝者が種牡馬になる」とつづった。

 英競馬専門放送局「レーシングTV」も「締めくくり方としては悪くない…」「忘れられないトップクラスのレースキャリアを経て、社台スタリオンステーションに立つことになる輝かしいイクイノックスに引退おめでとう」と祝福。IFHAも「世界最高評価の競争馬で、社台スタリオンステーションで種牡馬となるイクイノックスの幸せな引退を願っている」と“第2の馬生”の門出を祝っている。

(THE ANSWER編集部)


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