“大魔王”伊藤美誠のパリ五輪黄信号に天敵・中国も衝撃「2年前は中国の最大の脅威だったのに…」
パリ五輪代表選考会として25日に開かれた卓球・全農カップ大阪大会の女子5~8位決定戦で五輪代表争う3番手の伊藤美誠(スターツ)が同2番手の平野美宇(木下グループ)に0-4で敗れ、五輪切符に黄信号が灯った。このニュースは卓球王国・中国でも話題になり、驚きの声が上がった。
平野美宇との直接対決で敗れ、残す選考対象は1月の全日本選手権のみ
パリ五輪代表選考会として25日に開かれた卓球・全農カップ大阪大会の女子5~8位決定戦で五輪代表争う3番手の伊藤美誠(スターツ)が同2番手の平野美宇(木下グループ)に0-4で敗れ、五輪切符に黄信号が灯った。このニュースは卓球王国・中国でも話題になり、驚きの声が上がった。
中国メディア「新浪体育」は「伊藤美誠、敗れる! 相次ぐ敗戦でオリンピックシングルスはますます遠く」との見出しで報道。平野と伊藤の試合について「伊藤はこの試合でも0-4で平野に敗れ、2人の間のオリンピック代表選考ポイント差はさらに拡大。伊藤にとってパリ五輪女子シングルスは更に遠いものとなってしまった」と報じ、残す選考対象は来年1月の全日本選手権のみとなったことを伝えた。
同メディアの中国版SNS「WEIBO」にも中国ファンの驚きの声が寄せられた。これまで中国勢と互角に渡り合う試合も多く、国内で「大魔王」の異名もついた伊藤の現状に「2年前には中国女子卓球チームにとって第一の脅威だったのに、どうしてあっという間に勝てなくなったのだろう」「美誠、いったいどういうこと?」「“迷馬”(発音は『みま』)が遠くへ行ってしまった」「挫折続きでどうしたのだろう。見ていてなんだかつらい」との反応があった。
さらに「平野は国際試合で不安定だと思う。やはり伊藤が安定している」「伊藤は中国選手との試合ではなかなかおもしろい」「早田や平野よりもはるかに好感が持てる。調子を戻してまた中国選手に立ち向かってほしい」と復調を期待する声もあった。26日に行われた順位決定戦で勝って7位を確定させ、敗れて6位となった平野とのポイント差拡大は10ポイントと最小限にとどめた。
(THE ANSWER編集部)