現地ニュースサイトも大会の最注目選手として脚光

　テニスの世界ランク12位・錦織圭（日清食品）はモゼールオープン（17日開幕、フランス）に出場。初戦となる2回戦では世界45位のペーター・ゴヨブチック（ドイツ）と、同73位ジョーウィルフリード・ツォンガ（フランス）の勝者と対戦する。全米オープンで4強入りした日本のエースに現地も熱視線を送っている。

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　有力選手の出場が少なく、第1シードとして迎える大会。「モゼール・オープン　剣闘士がアリーナに集結」と題して特集を組んだ仏ニュースサイト「ラ・セマイネ」も錦織に注目している。

「昨年はドイツのペーター・ゴヨフチクの驚きの優勝で幕を閉じたこの大会。たくさんの競争者がいる中で、日本のケイ・ニシコリに注目」

　記事では、錦織を注目選手の最上位として紹介。「世界的選手であるケイ・ニシコリは日本で尊敬を集めている。全米オープンでは準決勝まで進んだが、優勝者であるノバク・ジョコビッチ相手にはミスもあり簡単に敗れてしまった」と全米オープンの結果を振り返りつつ、錦織の近況を伝えている。

「彼のニューヨークでの成績から、このモゼール・オープンを優勝できるか？」と注目。出場者の中では錦織が世界ランク最上位。シーズン最終戦である「Nitto ATPファイナルズ」出場権（8位以内）獲得へ向け、完全復活を印象付けるツアー通算12勝目の期待がかかる。