鈴木誠也が大谷翔平を釣り上げ…

　米大リーグ・エンゼルスからフリーエージェント（FA）となった大谷翔平投手の去就が日米で注目を集める中、カブスの鈴木誠也外野手が大谷を“釣り上げる”様子が話題となっている。移籍先の有力候補に挙がるカブスの放送局が動画を投稿。大物獲得を匂わせる一手に対し、米ファンは「あなたは何を知ってるんだ」「ショウヘイと契約して」と話題を集めている。

　2人の満面の笑みが仲の良さを窺わせた。グラウンドにいる鈴木は釣り竿を投げるジェスチャーを取ると、両腕をぐるぐる回した。獲物を釣り上げるようなアクション。視線の先にいたのは同じ1994年生まれの大谷。その後、2人は談笑を始めた。

　動画は6月にエンゼル・スタジアムで撮影されたもの。カブスの試合を中継する米イリノイ州地元放送局「マーキー・スポーツ・ネットワーク」のX（旧ツイッター）が動画を投稿し、再び脚光を浴びせた。文面には「セイヤは今季アナハイムで2人のエンゼルスを捕まえた」と記し、鈴木が大谷だけでなく、憧れのマイク・トラウト外野手に挨拶する様子も収められている。

　大谷の去就が連日注目される中、カブスは複数の米メディアから移籍先の有力候補に挙げられている。そんな状況下で大物“釣り”を匂わせる投稿に、米ファンは「なぜマーキーは彼のことを投稿し続けるんだ」「あなたは何を知っているんだ」「ショウヘイと契約してくれ、頼む」「彼を釣り上げてくれ、セイヤ」とざわついていた。

　あくまで球団とは離れた地元メディアの投稿だが、期待の声が高まっているようだ。