カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023

　アジアプロ野球チャンピオンシップの最終日が19日、東京ドームで行われ、日本代表「侍ジャパン」は4-3で韓国に延長サヨナラ勝ちし、2017年の前回大会に続く連覇を果たした。勝敗がついた瞬間、テレビ中継に映った韓国ベンチの姿に、ネット上の日本人ファンは注目。スポーツマンシップ溢れる行動に「いい人間違いなしだから応援したい」「良いなって思った」といった感激の声が上がっている。

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　2-2でタイブレーク制の延長戦に突入。10回に韓国に1点を勝ち越されたもののその裏、犠打と申告敬遠で1死満塁として坂倉将吾捕手（広島）の中犠飛で同点。さらに万波中正外野手（日本ハム）が歩かされ2死満塁から門脇誠内野手（巨人）が左前にサヨナラ打を放った。

　殊勲の門脇を囲むように一塁付近で歓喜の輪を作った日本の選手たち。テレビ中継画面は韓国ベンチを映したが、無念さをにじませるリュ・ジュンイル監督の後ろで3度ほど拍手をした人物がいた。日本代表への称賛か、韓国代表の健闘をたたえたのか……。いずれにしても清々しい行動に、X（旧ツイッター）上の日本人ファンからはさまざまな声が上がった。

「拍手しているのいいね。スポーツマンシップを感じる」
「日本が優勝した瞬間に、監督の後ろで拍手してくれてる韓国の選手は誰？　いい人間違いなしだから応援したい」
「韓国のベンチに塩顔系のイケメンいるなって思ってたんだけど（選手ではなく多分スタッフ）、その人が日本サヨナラの時に拍手してて『ぬぁ…中身もイケメンなのか…』ってキュンとした」
「いい試合やった！　打たれてすぐに韓国ベンチの選手が拍手してた　韓国も変わってきたんやなぁ！」
「素直に勝ったの嬉しい　それもあるし優勝決まった瞬間韓国選手の1人が拍手してて、あ、良いなって思った」
「韓国ベンチ、負けた瞬間、冷静でクレバーな雰囲気があった。拍手してたイケメンはどなた」
「韓国のスタッフ拍手してていいなー」
「韓国の選手、サヨナラの時にベンチで拍手してた。スポーツマンシップええなぁ」

　表彰式の後、準優勝の韓国ナインに日本の選手から拍手が送られると、気付いた複数の韓国選手が振り返り、帽子を取ってお辞儀。侍ジャパンのメンバーもお辞儀を返し、死闘の末に見られた清々しい交流も注目を集めていた。