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NBA選手が「タトゥーを隠せ」と指摘された理由 米ESPN注目「洋服ブランドのLFを…」

米プロバスケットボール(NBA)でタトゥーを隠すよう指示を受けた選手が話題を呼んでいる。ホーネッツのラメロ・ボールの首に掘られたタトゥーに対し、NBAは「選手が商業的なロゴを体に入れて露出してはいけないという規則に反している」と指摘。見えないように措置を施す前後の画像も公開された。

ホーネッツのラメロ・ボール【写真:ロイター】
ホーネッツのラメロ・ボール【写真:ロイター】

NBA選手の首に注目

 米プロバスケットボール(NBA)でタトゥーを隠すよう指示を受けた選手が話題を呼んでいる。ホーネッツのラメロ・ボールの首に掘られたタトゥーに対し、NBAは「選手が商業的なロゴを体に入れて露出してはいけないという規則に反している」と指摘。見えないように措置を施す前後の画像も公開された。

 わずかなタトゥーも禁止された。ボールの左耳の下。赤い絵が掘られていた。一方、処置を施した後はテープのようなものが貼られている。

 海外メディアが比較画像を公開。一方、米スポーツ専門局「ESPN」は「NBAは、ホーネッツのラメロ・ボールに対して“LF”のタトゥーを隠さなければならないという方針を出した」との見出しで記事を掲載し、こう説明した。

「NBAは、シャーロット・ホーネッツのオールスターガードであるラメロ・ボールに対し、選手が商業的なロゴを体に入れて露出してはいけないという規則に反していると主張し、左耳の下にあるタトゥーを隠すよう要求している。しかし、ボールに近い関係者はこの方針は滅多に施行されていないと主張している」

 さらに「ボールの体にはミドルネームであり、現在は彼の洋服ブランドでもあるラ・フランスの略称のイニシャル“LF”のタトゥーが彫られている」と指摘した。NBAでは、選手が試合中に商業ロゴなどを表に出すことを禁止しているが、ESPNが取材した関係者によると、「ボールはNBAに対して“LF”は彼自身、そして近親者や叔父のミドルネームを表していると伝えた」という。

 ボールはブランドになる前から「LF」のイニシャルを使用しており、洋服ブランドではなく個人名と主張。「ボールの代理人はNBAに対して、何人かの過去の選手も企業ロゴと思われるものを体にいれていたと主張した。しかし、これらの選手たちはそれらの企業とパートナーシップを結んでいなかったとNBAは反論した」と物議を呼んでいるようだ。

(THE ANSWER編集部)

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